週末は雨でひと息、来週は再び熱帯並みの猛暑が迫る
スペイン・フランスからの熱波、オランダへ再上陸の気配
オランダでは先週、北西からの風に運ばれた比較的冷涼な空気が流れ込み、気温は20〜25度と「オランダ基準では普通の夏」ともいえる落ち着いた天候が続いた。しかしその穏やかな気候も長くは続かない。週末を挟んで天気は目まぐるしく変化し、来週には再び厳しい暑さが戻ってくる見通しだ。
金・土は晴れ、日曜は一転してにわか雨
金曜日と土曜日は雨の心配がなく、土曜日の最高気温は20〜28度と予想されており、週末の外出やアクティビティを楽しむには比較的良いコンディションとなりそうだ。ただし、日曜日になると状況は一変する。気温が急激に下がり、断続的なにわか雨が国内各地を通過する見込みで、屋外でのイベントや予定がある人は注意が必要だ。冷たい空気と暖かい空気がぶつかる境界線上では、スカンジナビアやドイツ、オーストリア方面でも雷雨が発生しやすくなっており、その影響がオランダにも及ぶ形となる。
来週は「熱帯気温」が再来する可能性
週明け以降はまた変化が訪れる。天気予報によれば、週の前半にいくつかのにわか雨が残るものの、その後は再び乾燥した高気圧が支配的となる可能性が高い。注目すべきは風向きの変化だ。南風に切り替わることで、スペインやフランスの高温の空気塊がオランダに流れ込む見込みとなっている。スペインとフランスでは直近の数日間で気温が35〜40度に達しており、その熱波が北上してくれば、オランダでも30度超の「熱帯日」(Tropische dag)が再び記録される可能性は十分にある。
干ばつへの影響と「ペトリコール」
一方で、週末の雨に干ばつ解消を期待するのは難しい状況だ。オランダでは長期にわたって降水量が少ない状態が続いており、日曜の雨はいわば「焼け石に水」にとどまると気象専門家は指摘する。それでも、長い乾燥期の後に降る雨には独特の楽しみがある。雨が地面に当たった際に発生する、あの懐かしいような土の香りは「ペトリコール(petrichor)」と呼ばれる現象で、雨を待ちわびていた多くの人々が束の間の清涼感を味わうことになるだろう。在蘭の方も、日曜の雨を単なる「お出かけの邪魔」と捉えるより、ひとつの季節の変わり目として楽しんでみてはいかがだろうか。来週の熱波に備えた水分補給と熱中症対策は、早めに準備しておきたい。
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情報源: NOS Algemeen




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