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カラシニコフ写真で謝罪に追い込まれたオルデブルック市議員
政治・行政 読了 2分

カラシニコフ写真で謝罪に追い込まれたオルデブルック市議員

親ロシア旗の前でポーズ——200人のウクライナ難民を抱える市で波紋

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ヘルダーラント州オルデブルック市の市議会執行部メンバーが、親ロシア旗の前でカラシニコフ自動小銃を手にポーズを取った写真をSNSに投稿し、地元政界で強い反発を招いた。批判を受けた当初は沈黙を守っていた同議員は、最終的に書面で謝罪するに至った。

「歴史への関心」と説明した旅行の内幕

問題の写真を投稿したのは、地域政党「クリステリック・フェルボンド・オルデブルック」所属のトム・デ・ノーイェル議員。写真はモルドバへの休暇中、旧ソ連崩壊後にモルドバから分離した自称・未承認の親ロシア地域「沿ドニエストル」を訪問した際に、現地の射撃場で撮影されたものだ。写真には極右政党FvD(フォーラム・フォー・デモクラシー)の元アルメーレ市議候補も並んで写っていたと、オランダ紙フォルクスクラントが報じた。

デ・ノーイェル議員は「ソビエトの歴史に対する個人的な関心から訪問したもので、政治的な意図はない」と説明。この旅行はあくまでプライベートなものだったと強調した。同議員はかつて右派系放送局オンヘホールト・ネーデルランドの司会者を務めた経歴を持つ。

ウクライナ難民200人を抱える市で上がった批判の声

この写真が地元で特に大きな反響を呼んだのは、市がウクライナ難民200人を受け入れているという現実があるためだ。野党議員フランク・ファン・ト・エンデは「彼が旗の前でポーズを取ることで礼賛している暴力から逃げてきた人たちがいる」と強く非難。クリステンユニー(ChristenUnie)の議員も「衝撃的な写真だ」と切り捨てた。タンヤ・ハセロープ=アムシング市長も地元メディア・オムローフ・ヘルダーラントに対し、執行部が写真に「不快な驚きを覚えた」と述べた。

当初、デ・ノーイェル議員はコメントや謝罪を一切拒否していたが、批判が収まらない中、水曜日に書面による声明を発表。写真に写るハンマーと鎌の旗との関連を否定しつつ、訪問を「軽率だった」と認め、不快に感じた人々への謝罪の言葉を示した。

オランダ社会への問い

今回の一件は、ロシアのウクライナ侵攻が続くなか、地方政治家の言動がいかに難民コミュニティや市民感情と直結しうるかを改めて浮き彫りにした。在蘭ウクライナ難民を受け入れている自治体は全国に多数存在し、地方議員の一挙手一投足が当事者に与える影響は決して小さくない。謝罪によって事態は一定の区切りを迎えたものの、地域社会に残した傷跡がすぐに癒えるかは不透明だ。

情報源: DutchNews

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