W杯モロッコ敗戦後、アムステルダムとデン・ハーグで逮捕者——複数都市で騒乱
一部地区で放火・投石、警察が機動隊を出動させ鎮圧
ワールドカップ準々決勝、モロッコ対フランスの試合が現地時間14日夜に終了すると、オランダ各地でモロッコ系サポーターが一斉に街へ繰り出した。試合はフランスが2-0で勝利。アムステルダム、ロッテルダム、デン・ハーグの中心部では、花火が打ち上げられ、クラクションが鳴り響く光景が続いたが、一部地区では警察との衝突に発展した。
アムステルダムで8人逮捕、オスドルプで放火も
アムステルダム市警は試合中の雰囲気を「穏やかで祝祭的だった」と表現しつつも、試合終了後に状況が一変した地区があったと明らかにした。多くのサポーターは警察の解散命令に応じて帰宅したが、西部のオスドルプ地区では一部が残留し、放火や警察への花火投擲が行われた。この件で4人が拘束されている。
コルネリス・レーイラーン周辺では、信号無視・トラム専用レーン走行・速度超過などの交通違反で約220件の違反切符が切られた。機動隊(ME)は複数回にわたって出動し、道路や広場を封鎖して群衆を排除した。アムステルダムでの逮捕者は合計8人にのぼる。
デン・ハーグとロッテルダムの状況
デン・ハーグのスヒルデルスワイク地区では、警察に向けてガラスが投げつけられる事態が発生し、4人が逮捕された。夜が更けるにつれて地区内の秩序は回復し、大きな追加トラブルは報告されていない。
一方、ロッテルダムでは地域局ラインモンドの取材に対し、警察が「全体的に雰囲気はむしろ良好だった」と述べている。予防措置として市中心部の複数の道路が事前に閉鎖されたことが、混乱を最小限に抑える効果をもたらしたとみられる。
在蘭日本人への影響と背景
モロッコ代表はアフリカ勢として史上初の準決勝進出を果たしたことで、オランダ在住のモロッコ系コミュニティの熱狂は大会を通じて高まっていた。今回の騒乱は大規模なものではなく、当局の迅速な対応により短時間で収束しているが、アムステルダムやデン・ハーグの当該地区周辺に在住・在勤の方は、試合後の深夜帯における外出に注意が必要な状況となった。オランダ国外に目を向けると、パリのシャンゼリゼ通りではフランス・モロッコ双方のサポーターが大量に集結し、ロンドンでは警察官1人が負傷する事案も報告されており、欧州全体で緊張が高まった一夜だったといえる。
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情報源: NOS Algemeen

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