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2027年から12歳以下の公共交通が全国一律で無料に
社会 読了 1分

2027年から12歳以下の公共交通が全国一律で無料に

大人1人につき子供3人まで同伴可、高齢者割引は同時廃止へ

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オランダの交通会社コンソーシアム・Dovaは、2027年から12歳以下の子供の公共交通機関の利用を全国一律で無料にすると発表した。バス・トラム・列車を問わず適用されるこの制度は、現在まだ地域によってばらつきのある子供向け無料・割引制度を一本化するものだ。

現行制度との違いと新ルールの詳細

現在も、国鉄NSの特定の定期券を利用している場合や一部の地域では、子供が無料または割引で乗車できる仕組みが存在する。また、3歳未満の子供はすでに全国どこでも無料で乗れる。今回の措置はこれらをまとめ、12歳以下を対象にした全国統一の無料制度として整備するものとなる。

新制度の利用にはルールがある。子供が無料で乗車するには、有料の大人1人が必ず同伴する必要があり、1人の大人につき連れられる子供は最大3人までとなる。子供だけでの単独乗車には無料制度は適用されない点に注意が必要だ。

「家計の負担軽減」と利用促進が狙い

インフラ担当副大臣のアネット・ベルトラムは声明の中で、「幼いうちから公共交通に親しんでもらえる。家計に余裕のない家族にとっても助かる制度だ」と意義を語った。公共交通全体の利用者数を増やしたいという政府・交通業界の共通目標に沿った取り組みでもある。

一方で、同じ2027年には65歳以上を対象とした全国割引制度が廃止される予定となっており、子供への恩恵の裏で高齢者の負担増が懸念される。なお、今年6月から販売が始まった夏季限定の乗り放題パス(月額49ユーロ、オフピーク時間帯の全国列車に対応)はすでに約17万5千枚が売れており、公共交通への関心の高さがうかがえる。

オランダ在住の日本人家族にとっての意味

子供を持つ在蘭日本人家族にとって、この制度変更は日常的な移動コストを大きく下げる可能性がある。週末の小旅行や子供の習い事への送り迎えなど、家族での公共交通利用がより身近になるだろう。2027年の開始に向けて、OV-chipkaartなど乗車カードの扱いがどのように変わるか、今後の続報を注視しておきたい。

情報源: DutchNews

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