大型デポジット回収機が急増——利用者の評判も上々
今年上半期だけで80台新設、スーパーの列が短くなるか
オランダのスーパーマーケットで、デポジット(statiegeld)ボトルの返却に長い列ができる光景は珍しくない。しかし今、その状況を変えつつある機械が急速に普及している。数十本のボトルをまとめて一気に処理できる「大型バルク回収機」だ。ADが入手したデータによれば、今年上半期だけですでに80台が新たに設置されており、設置ペースは明らかに加速している。
バルク回収機とは何か
従来の回収機は、ボトルや缶を1本ずつ投入する方式が主流だった。一方、バルク回収機はその名の通り、大量のボトルをまとめて投入・処理できる設計になっている。家庭で溜め込んだボトルを袋ごと持ち込むような使い方にも対応しており、返却にかかる時間を大幅に短縮できる。利用者からの評判も良好で、「並ぶ時間が減った」「子ども連れでも楽になった」といった声が聞かれる。
広がる背景——デポジット制度の定着と課題
オランダでは2023年にペットボトルへのデポジット制度が拡大され、小型ペットボトルも対象に加わった。制度の浸透とともに返却するボトルの量が増え、既存の回収機では処理が追いつかないケースも出てきた。こうした需要の高まりが、大型バルク機の導入を後押しする形になっている。設置数は今後もさらに増える見通しで、小売業界全体での普及が進むとみられる。
在蘭日本人の生活への影響
日々の買い物でデポジットボトルを返却する機会が多い在蘭日本人にとっても、この動きは歓迎すべきニュースだ。バルク回収機が設置された店舗では、返却の待ち時間が大幅に短縮される可能性がある。近隣のスーパーに大型機が入るかどうか、店頭で確認してみる価値はあるだろう。デポジット制度はオランダ社会に着実に根付きつつあり、インフラ整備もそれに追いつこうとしている。
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情報源: AD



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