ノイアー、W杯初戦キュラソー戦で電撃復帰――バウマン外れ波紋も
40歳の守護神、代表引退撤回から実戦復帰へ
ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は記者会見で、GKマヌエル・ノイアー(40)が日曜日のW杯グループE初戦・キュラソー戦でスタメン出場することを正式に認めた。ノイアーは2024年の地元欧州選手権を最後に国際Aマッチ124試合の代表キャリアに幕を引いたが、ナーゲルスマン監督がW杯直前に翻意を促すかたちで電撃復帰が実現した。ふくらはぎの負傷で調整が遅れていたため、今回が引退撤回後の事実上の初実戦となる。
「正GKはバウマン」から一転した経緯
この決断が物議を醸しているのは、ナーゲルスマン監督自身がW杯の数週間前まで「第一GKはオリバー・バウマン」と繰り返し明言していたからだ。バウマン(36)はTSG ホッフェンハイムで安定したパフォーマンスを見せており、チームメートやサポーターからの信頼も厚かったとされる。突然の方針転換に、批判的な見方をする関係者も少なくない。
一方で、ノイアーに対する評価も単純ではない。近年は負傷続きで、全盛期のプレーには及ばないという声は以前からあった。それでも2014年のW杯優勝を経験した象徴的な存在であり、ナーゲルスマン監督がその経験値と存在感に賭けたかたちだ。バイエルン・ミュンヘン所属という肩書きも、依然として代表の顔としての説得力を持つ。
ダビデ対ゴリアテ――まずは3点で発進を
初戦の相手キュラソーについて、ナーゲルスマン監督はドイツ国内のカップ戦における強豪と弱小クラブの一戦になぞらえ、「ダビデ対ゴリアテの構図だ」と述べた。「まずはこの試合で3ポイントを取り、勢いよくトーナメントをスタートさせることが目標」とも語っており、守護神への出番が多い試合にはならないと見ている。
グループEにはコートジボワールとエクアドルも名を連ねており、ノイアーの真価が問われる場面は後半戦に訪れる可能性が高い。在蘭日本人サポーターにとっても、カリブ海の島国キュラソーはオランダ王国の構成国のひとつという縁がある。ドイツとキュラソーが激突するこの一戦は、オランダとしても無関係ではない注目カードといえるだろう。
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情報源: NRC
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