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オランダ政府、オンライン賭博広告と入会ボーナスを全面禁止へ
政治・行政 読了 2分

オランダ政府、オンライン賭博広告と入会ボーナスを全面禁止へ

合法化から5年、若者の依存症急増を受け抜本的規制強化へ

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オランダ内閣は、オンライン賭博広告の全面禁止と、新規プレイヤー向けの無料ベットなど各種ボーナスの禁止を柱とする規制強化策を発表した。法務副大臣クラウディア・ファン・ブルッヘンが6月に明らかにしたもので、2021年10月のオンライン賭博合法化以降に深刻化した依存症問題への対応が急務と判断された。

若者の依存症急増が引き金に

ファン・ブルッヘン副大臣は声明の中で、「オンラインギャンブルを始める人、特に若者が増え続け、その結果として困難に陥るケースが増加していることを非常に憂慮している。このトレンドを反転させる時が来た」と強調した。広告規制はすでに段階的に強化されており、著名人を起用した広告の禁止や不特定多数への広告配信の制限が実施済みだ。しかし政府は、それでもなお若者を中心に賭博広告への露出が続いていると判断し、今回の全面禁止へと踏み切った。

デポジット上限の一本化と自己排除制度の改革

今回の対策パッケージにはさらに二つの柱がある。一つは、事業者ごとに設定されていた入金限度額を廃止し、全ライセンスサイト共通の統一デポジット上限を導入すること。上限の引き上げを希望するプレイヤーには、支払い延滞の有無や後見・債務管理の対象かどうかを確認する財務審査が義務付けられる。もう一つは、自己排除登録制度「Cruks」の見直しだ。現在10万人以上が登録しているこのシステムを改革し、自動削除なしの無期限登録を可能にするほか、家族や後見人が本人に代わって登録を申請しやすくする仕組みが整備される。

違法サイトへの締め付けと今後の立法化

また、現在オランダ国内で数万件が稼働しているとされる違法賭博サイトへの対策も急がれる。政府は賭博規制当局KSAとともに、違法サイトのブロッキングや、違法事業者を支援する決済プロバイダーおよびホスティング事業者に対する法的基準の設定に取り組む予定だ。さらに、オンライン賭博ライセンスの発行数に上限を設けるかどうかについても調査・研究が進められている。これらの措置は今後、立法手続きを経て法制化される見通しで、合法化から5年足らずで大幅な方向転換を迫られた形となる。

在蘭日本人にとっても、オンラインカジノサービスの利用環境が今後大きく変わる可能性がある。ボーナス廃止や広告規制の強化により、新規登録の入口となっていたサービスの多くが制限される見込みだ。ギャンブルに関する相談は、依存症支援機関Jellinekの相談窓口(電話:088 505 1220)で平日13〜17時に英語でも対応している。

情報源: DutchNews

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