米中間選挙とワウデンベルク性的虐待事件——本日オランダ・世界が注目する二つの判断
議会選挙の行方と子どもへの虐待事件、それぞれに歴史的な重みがある一日
本日は国際的にも国内的にも、注目を集める出来事が重なる一日となっている。大西洋の向こうでは米国民が投票所に向かい、オランダ国内では深刻な虐待事件の法廷に判決が下る。それぞれの結果が、政治や社会に与える波紋は小さくない。
米中間選挙——トランプ政権の残り2年を占う
アメリカでは本日、連邦議会の上下両院議員を選ぶ中間選挙が行われている。下院(Huis van Afgevaardigden)の全議席と、上院(Senaat)の一部議席が改選される。共和党が過半数を維持するか、民主党が奪還するかによって、トランプ大統領の任期残り2年における立法・政策推進力が大きく変わる見通しだ。NOSは日本時間の深夜から翌朝にかけて、開票速報をライブストリームで伝える予定となっている。在蘭日本人にとっても、米国の政策動向は貿易や外交を通じて間接的に日常生活に影響しうる。
ワウデンベルク事件——検察は最大禁錮30年を求刑
国内では、ユトレヒトの裁判所でワウデンベルク出身の元夫婦に対する判決が言い渡される。二人はベビーシッターとして預かった複数の子どもへの性的虐待の疑いで起訴されており、検察側は元夫に禁錮30年、元妻に20年の実刑を求刑している。オランダの刑事司法における最高水準の求刑であり、事件の深刻さを物語っている。裁判所が有罪・無罪のいずれを判断するかが、本日の焦点となる。子どもを持つ在蘭日本人家庭にとっても、ベビーシッター利用に関連した安全意識を改めて問いかける事案といえる。
臨時閣議と税制改革、北朝鮮の反論も
国内政治では、D66・VVD・CDAの与党三党が前夜に税制プランと資本利得税をめぐる合意に達したことを受け、少数与党内閣が本日、臨時閣議を開催する。これらの改革は資産運用や投資に関わる課税制度の見直しを含むもので、オランダに居住する外国人を含む幅広い納税者に影響が及ぶ可能性がある。
国際ニュースでは、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)氏が、世界最大の仮想通貨取引所Binanceから約56億ユーロ相当の仮想通貨が盗まれた事件への北朝鮮の関与を全面否定した。FBIは先週末に北朝鮮の犯行と断定していたが、金与正氏はこれを「不条理な修辞」「深刻な政治的挑発」と強く批判した。仮想通貨分野における国際的なサイバー犯罪の帰属をめぐる駆け引きは、今後も続きそうだ。
なお、本日の天気はオランダ全土で午前中に局所的な晴れ間があるものの、東から雲が広がり一部で雨の見込み。最高気温は9〜12度と、本格的な秋の肌寒さが続く。
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情報源: NOS Algemeen


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