ハロウィンのオランダに反政府デモの懸念——欧州各地でも同日抗議行動
SNSで呼びかけ、デン・ハーグなど複数都市が予防措置を実施
10月31日のハロウィン当日、オランダ国内でソーシャルメディアを通じた反政府デモへの呼びかけが広まり、当局が緊張した一日を迎えた。デモそのものへの呼びかけに加え、商店への略奪や暴動を促す投稿も確認されており、デン・ハーグをはじめ複数の都市が予防措置を講じた。警察当局は「呼びかけをどこまで真剣に受け止めるべきか判断が難しい」としており、実際にどれほどの参加者が集まるかは予断を許さない状況だ。
欧州全体に広がる抗議の連鎖
同様の動きはオランダにとどまらない。フランス・ドイツ・ベルギーでも同日に政府の政策に反対するデモが計画されている。特にフランスでは数週間にわたって断続的な抗議行動が続いており、今回の動きもその延長線上にある。各国に共通するのは、SNSを起点とした組織化という点だ。当局にとって、従来の集会届け出や組織団体を軸にした対処では把握しきれない部分も多く、新たな課題となっている。
スポーツも熱い一日——エールディビジ5試合、F1予選も
国内が緊張感に包まれる一方、スポーツも見どころの多い一日となった。エールディビジでは計5試合が組まれており、首位フェイエノールトが16時30分からフォルトゥナ・シッタルトと対戦し、2位のアヤックスは21時にAZをホームに迎える。PSV対ウィレム2世やスフェレーフェン対NECも同日開催だ。また夜には、マックス・フェルスタッペンがメキシコグランプリの予選に臨む(現地時間22時スタート)。スケートでは、ティアルフ屋内リンクで女子がワールドカップ予選の3000メートルと500メートル、男子が1500メートルに挑んだ。
昨夜の国際ニュース——ウクライナ避難作戦が成功
国際情勢では、ウクライナの激戦地オレイスクからの避難作戦が前夜に成功裏に終了した。バスや救急車を使って住民をロシア占領下のクリミアへ移送したもので、ドローンや地雷、狙撃兵の脅威にさらされながら約2,000人が残っていたとされる。今回の停戦はローマ法王レオとメラニア・トランプ米大統領夫人の仲介によって合意されたと伝えられており、ウクライナ側によると数百人がこれを活用したという。
在蘭日本人にとって、ハロウィン当日の外出には例年以上に注意が求められる。デン・ハーグや大都市周辺では当局が警戒態勢を敷いており、繁華街や官公庁周辺での状況には引き続き目を向けておきたい。天気は曇りで霧も予想され、気温は約12度と肌寒い一日となりそうだ。
広告掲載にご興味のある方は こちら
情報源: NOS Algemeen
