メインコンテンツへスキップ
ajax amsterdam football defense
社会 読了 2分

アヤックスの最適センターバックコンビを元選手マドゥロが分析

今季すでに5組目のCBペア――安定への鍵はどこに?

この記事をシェア ✓ コピーしました

アヤックスにとって、今シーズンのセンターバック問題は深刻さを増している。スパルタ・ロッテルダム戦でティロ・ケーラーとディース・ヤンセがコンビを組み、これで今季すでに5組目のセンターバックペアとなった。守備の軸が定まらないまま試合を重ねる現状を、オランダメディア『AD』が元アヤックスDFのヘドウィヘス・マドゥロとともに検証した。

「ストッパーとビルドアップ役」という古典的分業

マドゥロは分析の冒頭でこう述べる。「かつては役割がはっきりしていた。ストッパーが相手FWを封じ、もう一人がビルドアップを担う。シンプルだが機能していた」。現代サッカーではその境界線が曖昧になり、センターバックにも攻撃参加やライン間のパス供給が求められるようになった。アヤックスはクラブの伝統としてポゼッションを重視するスタイルを持つだけに、守備力と組み立て能力を兼ね備えたペアの構築が急務となっている。

マドゥロが各コンビを評価したところ、フィジカルと対人守備を強みとする選手と、左利きでビルドアップに優れる選手を組み合わせるのが理想的という見解を示した。ケーラーはその経験値と読みの鋭さで一定の評価を受ける一方、ヤンセはまだ荒削りな部分が残り、コンビとしての連携熟成にはさらなる時間が必要だとされる。

ブリント復帰がもたらす選択肢の広がり

こうした状況のなかで、監督ミチェル・サンチェスが「喜んでいる」と語ったのがデイリー・ブリントの復帰だ。長年アヤックスとオランダ代表を支えたブリントは、左センターバックとして起用できる数少ない実績あるオプション。ブリントの存在がポジション争いに新たな変数を加えることは間違いなく、サンチェス監督にとって悩みでもあり、贅沢な悩みでもある。

マドゥロは「コンビの安定にはお互いへの信頼と反復練習が不可欠だ」とも指摘する。シーズン途中でペアを何度も変えることは短期的な課題解決にはなっても、長期的な守備組織の構築には逆効果になりかねない。チームが上位争いに加わるためには、早期に”定番コンビ”を固めることが求められる。

在蘭日本人ファンへの注目点

アヤックスの試合を現地観戦するオランダ在住の日本人サポーターにとっても、センターバック問題はチームのパフォーマンスを左右する核心テーマだ。スタジアムで直接目にする守備の不安定さは、数字以上に肌で感じられるはずだ。次節以降、サンチェス監督がどのコンビを”本命”として固定するかが、今後のアヤックスの順位を占う最大のポイントとなる。マドゥロの分析が示した「信頼と反復」というキーワードが、ピッチ上で体現される日はいつ来るのか、注目したい。

情報源: AD

この記事をシェア ✓ コピーしました

📩 無料メールニュース

明日のオランダニュースも、メールで読みませんか?

毎朝、その日のニュース要約と音声版(ポッドキャスト)が
メールで届きます。無料です。

無料で購読する

関連ニュース