ハウダ旧市街で深夜火災、築120年超の住宅から出火し3棟延焼・3人負傷
歴史的な街並みを直撃、鎮火まで約2時間——原因は依然不明
オランダ南西部に位置する歴史都市ハウダ(Gouda)の旧市街で、現地時間の深夜から早朝にかけて火災が発生した。歴史的な街並みが連なるレギュリエレンホフ(Regulierenhof)の一画が炎に包まれ、3棟が被害を受け、3人が病院へ搬送された。
深夜の出火、築120年超の住宅が全壊
午前3時45分頃、レギュリエレンホフに面した住宅で火の手が上がった。地域メディアのOmroep Westによると、出火元は築120年以上の古い住宅で、その後すぐに隣接する2棟へ延焼が拡大した。消防当局によれば、最初に火が出た住宅は完全に倒壊・全壊状態となり、現場では消火後も隊員による残火処理と解体作業が続けられた。
負傷した3人はいずれも病院へ搬送されたが、安全保障地域ホラントス・ミデン(Veiligheidsregio Hollands Midden)の発表時点では、負傷の程度や詳細は明らかにされていない。火災の出火原因についても現時点では不明で、当局が調査を進めている。
周辺住民が緊急避難、帰宅は一酸化炭素測定待ち
火災の規模を受け、周辺の住宅の住民も安全確保のため緊急避難を余儀なくされた。何世帯・何人が避難したかは公表されていないが、旧市街の密集した街並みを考えると、複数の家屋が影響を受けたとみられる。
午前5時30分頃に鎮火が確認されたものの、消防隊は引き続き現場での後処理を実施。避難した周辺住民の帰宅については、現場での一酸化炭素(CO)濃度の測定結果が陰性(安全基準内)と確認された時点で認められる見通しだ。
歴史的街並みへの影響と今後の課題
ハウダは運河沿いの歴史的建造物が多く残る都市として知られ、旧市街には築100年を超える住宅が立ち並ぶ。古い建築物は耐火構造が現代の基準を満たしていないケースも多く、今回の急速な延焼もその脆弱性を改めて浮き彫りにした形だ。オランダに住む日本人も多くが旧市街を観光や居住地として親しんでいるが、歴史的建造物の防火対策や緊急時の避難経路の確認が、日常的な備えとして重要であることを今回の事例は示している。出火原因の特定と再発防止策が、今後の焦点となる。
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情報源: NOS Algemeen


