コロンビア・カルタヘナ港で7.6トンのコカイン押収——オランダ向け、過去10年最大規模
粉砂糖の袋に偽装、DEAとの共同捜査で摘発
コロンビアのカルタヘナ港で、オランダへ向けて輸送される予定だったコカインが大量に押収された。当局の発表によると、その量は約7,600キログラムにのぼり、同港における過去10年間で最大規模の摘発となる。麻薬は粉砂糖の袋の中に巧みに隠されており、通常の輸送コンテナに紛れ込んでいた状態で発見された。
「麻薬テロへの歴史的な打撃」
コロンビアのアベラルド・デ・ラ・エスプリエージャ大統領は、今回の摘発を「麻薬テロへの歴史的な打撃」と表現し、成果を強調した。大統領はまた、押収量を具体的なイメージで示すべく、「約7,500万ライン分のコカインを街頭から取り除いた」と述べた。麻薬組織が日用品に見せかけた輸送手段を使う手口は以前から知られているが、今回はその規模の大きさが当局関係者を驚かせた。
摘発は定期的な税関検査の過程で発覚した。押収時の映像には、コカインが詰め込まれた粉砂糖の袋が積み上げられた様子が記録されており、偽装の精巧さが見て取れる。コロンビア警察はアメリカの麻薬取締局(DEA)と共同で捜査にあたっており、国際的な連携が今回の成果に結びついたとされる。
オランダとの麻薬ルートという構図
オランダ、とりわけロッテルダム港は欧州最大の港湾として知られ、長年にわたって南米からの麻薬密輸ルートの終着点として問題視されてきた。コカインはコロンビアやブラジルなどから合法的な輸出品に偽装されてコンテナに積み込まれ、欧州各地へ流通するケースが後を絶たない。今回の押収がオランダ向けと特定されたことは、この問題の根深さを改めて浮き彫りにしている。
エスプリエージャ大統領は今後も犯罪組織や武装勢力に対する厳格な取り締まりを継続する方針を明言した。オランダ当局もコロンビア側との情報共有を通じてこうした国際捜査に関与しているとみられ、在蘭の生活者にとっては、身近な港を舞台にした麻薬密輸の実態を示す事例として注視すべき出来事といえる。
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情報源: NOS Algemeen


