ポジティブ思考の師エミール・ラーテルバント、約2年間行方不明――娘が懸賞金をかけて父を捜索
「これはおかしい」と訴える娘ミヌー、有力情報に2500ユーロの懸賞金
オランダでポジティブ思考の伝道師として広く知られるエミール・ラーテルバントが、姿を消してからまもなく2年が経とうとしている。アーネムを拠点に活動してきたこのモチベーション講師の行方について、家族はいまだ何の手がかりも得られていない。娘のミヌー・ラーテルバントさんが公にその事実を打ち明け、「これはおかしい」と強い言葉で世間に訴えた。
娘が明かした「約2年間の沈黙」
ミヌーさんによれば、父エミールの消息が途絶えたのは約1年9ヶ月前のことだという。当初は家族内で懸命に情報を集めていたが、状況が一向に進展しないことから、ついに公の場で失踪を明らかにする決断をした。「父がこれほど長く連絡を断つことは考えられない。何かがおかしい」とミヌーさんは語り、その言葉には焦りと困惑がにじんでいた。子供たちは現在も協力して情報収集を続けており、捜索への協力を広く求めている。
2500ユーロの懸賞金で情報提供を呼びかけ
家族が切迫した状況を物語るのが、新たに設けられた懸賞金の存在だ。父の居場所につながる有力な情報を提供した人物には、2500ユーロが支払われる。オランダ国内の知人・友人・ファンを含め、少しでも心当たりのある人物に情報提供を求めている。ラーテルバントはかつてテレビや講演活動を通じてオランダ社会に幅広い知名度を持つだけに、家族は「誰かが何かを知っているはずだ」と望みをつないでいる。
オランダ在住の日本人にとっても他人事ではない問題
ラーテルバントの名は、法的に自分の年齢を若く変更しようとした申請が国際的に報じられたことで、日本でも一部に知られている。今回の失踪はオランダ社会で注目を集めており、高齢者や著名人が突然連絡を絶つケースへの関心も高まっている。心当たりのある情報は、家族の呼びかけを通じて届けることができる。行方不明者に関する情報は、オランダ警察(Politie.nl)を通じても提供が可能だ。約2年という長い沈黙が一日も早く終わることを、家族は強く願っている。
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