エールディビジ再開:PSV・フェイエノールト快勝、アヤックスは痛恨ドロー
ナチョ・フェリの精度、守備崩壊のアヤックス——データで振り返る再開節
ウィンターブレイク明けのエールディビジが再開し、上位クラブの明暗がくっきりと分かれた。PSVはホームでヘーレンフェーンを2-0で退け、フェイエノールトもAZに同スコアで快勝。一方、優勝争いに絡むアヤックスはNECに追いつかれ、1-1のドローで終わった。統計機関Optaのデータをもとに、各試合の注目ポイントを整理する。
PSV、ナチョ・フェリの精度が光った完封勝利
PSVの今節における最大の収穫は、攻撃陣の確実性だった。中でもFWナチョ・フェリのシュート精度は際立っており、限られた本数で確実にゴールへ結びつける「決め切る力」を体現した。チームとしても今季初の無失点試合となるクリーンシートを達成しており、守備陣の奮起も見逃せない。ヘーレンフェーンに対して終始ゲームをコントロールし、内容・結果ともに申し分のない試合運びだった。
フェイエノールトも劣らぬ完成度でAZを退けた。ロッテルダムの雄は攻守のバランスが安定しており、スコアは同じ2-0ながら試合の随所で連動した組織プレーを披露。AZの反撃を許さないまま90分間を締めくくり、上位争いへの意欲を内外に示した。
アヤックスは守備崩壊、NECに追いつかれる
対照的に苦しんだのがアヤックスだ。NECを相手にリードを奪いながらも守りきれず、最終的に1-1のドローで終了。Optaのデータによれば、この試合ではアヤックスの守備組織の乱れが数字にも表れており、失点シーンだけでなく試合全体を通じて不安定さが続いた。優勝争いを見据える上で、今節の勝点1は痛い取りこぼしと言わざるを得ない。
アヤックスはここ数シーズン、国内リーグでの安定感を欠く場面が繰り返されている。再建途上のチームが正念場を迎えるなかで、守備の修正が急務となっている。
在蘭日本人にとって「観戦シーズン」の本番
エールディビジはオランダ在住者にとって最も身近なトップスポーツのひとつだ。スタジアム観戦のチケットは人気クラブほど早期完売となるため、PSVのフィリップス・スタディオンやフェイエノールトのデ・カイプに足を運びたい場合は、公式サイトでの早めの確認が欠かせない。ウィンターブレイク明けの今節を見る限り、PSVとフェイエノールトの充実ぶりは本物であり、シーズン後半戦の優勝争いはいっそう熱を帯びそうだ。アヤックスが立て直しを図れるかどうかも含め、エールディビジから目が離せない週末が続く。
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