NATO司令官が異例の演説、経済学ノーベル賞も発表へ——10月12日オランダ朝のまとめ
交通事故2名死亡、カジノ収益2万4000ユーロ返還の顛末も
10月12日(土)のオランダは、日中に晴れ間と雲が交互に広がるなか、最高気温は15〜18度の見込み。翌日以降は曇りがちとなり、時折小雨が降る予報だが、その後は穏やかな秋晴れが戻る見通しだ。この日は国際政治から国内事件、そしてノーベル賞発表まで、注目ニュースが相次いで予定されている。
NATOの米軍司令官、ロシアへの対処法を公の場で語る
この日最大の注目は、NATOにおける米軍最高司令官による異例の公開演説だ。ロシアが攻撃を仕掛けた場合にどう対処し、どう撃退するかという踏み込んだ内容が扱われる見通しで、演説は日本時間の同日夜(現地時間12時50分)から予定されている。NATOの高官がこうした具体的な安全保障戦略を公の場で論じることは極めて異例とされる。
同日にはEUの外相会議も開催され、ロシアによるヨーロッパへのハイブリッド攻撃や情報操作・脅迫行為への対応が議題に上る。協議の焦点として浮上しているのが、ロシア人への査証(ビザ)制限の拡大で、外交官や元戦闘員も対象に含める方向での議論が進んでいるという。中東情勢も引き続き議題となる見込みだ。
N233号線で深夜の重大事故、2名死亡
国内では、ヘルダーラント州ケステレン近郊のN233号線で、11日深夜23時前に重大な交通事故が発生した。この事故で2名が死亡し、さらに2名が負傷した。地元紙「デ・ヘルダーラント」によると、現場には消防車のほか、救急車6台と救急ヘリコプター2機が出動する大規模な対応が取られたという。事故の詳しい原因については、現在も調査が続いている。
2万4000ユーロ返還——証明できなくても戻ってきた現金
一方、やや異色のニュースとしてオランダ国内で話題を集めているのが、リトアニア人男性をめぐる現金返還の一件だ。先月、ベンロで路上に停車した車のハンドルを握ったまま眠り込んでいた男性が、王立憲兵隊(マレショッセ)に発見された。車内には現金2万4000ユーロが積まれており、当局に没収されていた。男性はカジノでの勝利によって得たと主張したが、その証拠を提示することはできなかった。それでも最終的には現金が返還される運びとなり、当局の判断が注目を集めている。
この日はさらに、スウェーデン王立科学アカデミーがストックホルムで経済学ノーベル賞の受賞者を発表する。同賞は1969年から授与されているが、アルフレッド・ノーベル自身の遺志によるものではなく、厳密には正式なノーベル賞とは区別されることが多い。在蘭日本人にとっても、国際情勢と身近な生活に直結するニュースが凝縮された一日となりそうだ。
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情報源: NOS Algemeen


