カミングアウトデーとアムステルダムのデモ——10月11日のオランダ
パレスチナ連帯の抗議集会も予定、リヤド空港攻撃にも国際社会が注目
10月11日日曜日、オランダでは二つの大きなテーマが重なる一日となる。世界的に認知される「カミングアウトデー」と、ガザでの暴力に抗議するアムステルダムのデモだ。国際的にはサウジアラビアの首都リヤドで起きた空港攻撃の報も届いており、週末の朝から重い話題が並ぶ。
カミングアウトデー——「自分らしくいられる社会」を訴える
毎年10月11日は世界カミングアウトデー。「誰もが自分自身でいられる」ことの大切さを改めて確認するこの日、オランダ各地でLGBTI+コミュニティへの注目を促すさまざまなイベントが企画されている。性的指向や性自認に関わらず、すべての人が安心して生きられる社会を目指すというメッセージが、地域ごとに発信される予定だ。
アムステルダムに再びデモの波
同じ日曜日、アムステルダムではガザのパレスチナ人への暴力に抗議する集会が2件組まれている。まずアムステルフェルトを出発点とする静粛行進が行われ、ガザで命を落とした子どもたちへの暴力に焦点を当てる。この行進はその後、ダム広場での全国規模の抗議集会「Plant een Olijfboom(オリーブの木を植えよう)」に合流する予定で、同団体は「パレスチナ人への継続的な暴力」への抗議を訴えている。
デモをめぐっては、わずか2日前の水曜日にも緊張があった。アムステルダムのフェムケ・ハルセマ市長は、参加者の一部が「we support Hamas(ハマスを支持する)」と書かれた横断幕を掲げたことを理由に、デモを強制解散させる措置をとった。今回の主催者はこうした経緯を踏まえ、平和的な抗議を強調している。
リヤド空港攻撃——フーシ派が犯行声明
夜間には中東からも衝撃的な報が届いた。サウジアラビアの首都リヤドの国際空港が攻撃を受け、サウジ民間航空当局によると少なくとも12人が死亡、300人以上が負傷した。死者の国籍はサウジアラビア人4人のほか、バングラデシュ、パレスチナ、アメリカ、エジプト、ヨルダン、シリア、スーダンと多岐にわたる。
ニューヨーク・タイムズは、イエメンを拠点とするフーシ派の高官が犯行を認め、「サウジアラビアによるイエメンへの空爆、とりわけ民間インフラへの攻撃への報復」と説明したと伝えた。米国とイスラエルがイランと交戦状態に入った2月以降、湾岸地域でこれほど大規模な死者を出した攻撃は初めてとなる。
在蘭日本人への生活情報
天気について、オランダ北部では午前中に強いにわか雨が予想される。午後には雨雲が退き、日差しが戻る見込みで、最高気温は13〜15度。週末の外出を予定している方は、午前中は雨具を忘れずに。道路の渋滞情報や鉄道の運行状況はNOSのウェブサイトで随時確認できる。アムステルダム市内ではデモによる交通への影響も考えられるため、ダム広場周辺を訪れる際は余裕を持った行動が望まれる。
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情報源: NOS Algemeen


