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オランダの9店が初のミシュラン星獲得、2店は一気に2つ星へ
社会 読了 2分

オランダの9店が初のミシュラン星獲得、2店は一気に2つ星へ

2026年版ガイド発表——デルフトとリンブルフの新星が躍進

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2026年版ミシュランガイドが発表され、オランダでは9つのレストランが初めて星を獲得した。なかでも注目を集めたのが、デルフトの「Azurite」とスヒン・オプ・ヘール(フォルケンブルフ近郊)の「Suis」だ。いずれも初登場ながら2つ星を与えられるという異例の快挙を成し遂げ、放送局NOSも大きく報じた。

新星2店の顔ぶれと背景

「Azurite」を率いるのはシェフのマリオ・リッダー。一方「Suis」は、シェフのラルフ・ベレンドセンがベルギーの2つ星レストラン「La Butte aux Bois」を離れ、自らの店を持つべく今年4月末にオープンしたばかりの新店だ。開業からわずか数か月での2つ星評価は、オランダの飲食界においても異例の速さとして話題を呼んでいる。

1つ星を新たに獲得した7店は、グローニンゲンの「Nassau」、ドレンテ州フェーニンゲンの「Le Epifaan」、ホーフ・ソーレンの「Wild Atelier」、ローネン・アーン・デ・フェフトの「Bij Sidney」、アイントホーフェン近郊ミールロの「De Cuijt」、ゼーランド州コルトヘーネの「Rozewied」、そしてフォルケンブルフの「Ambrozijn」と、国内各地に広がる。「Le Epifaan」のシェフ、ヤルノ・エッヘンは閉店した2つ星レストラン「De Groene Lantaarn」出身。「Rozewied」のシェフ、ノエミー・ハエンチェンスとフェルディ・ファン・ライスウェイクはミシュランの「ヤング・シェフ賞」も同時受賞した。また、ライメルストークの「Brut172」はソムリエ賞、マーストリヒトの「シャトー・ネールカンヌ」はサービス賞を受賞している。

3つ星の重みと、アムステルダムの不在

オランダで唯一3つ星を保持するズウォレの「De Librije」は、2004年の獲得以来その地位を守り続けている。共同オーナーでシェフのヨニー・ボーアが2025年4月に逝去したのち、現在はネルソン・タナーテがキッチンを率いており、最高評価が継続している事実は業界内外に安堵をもたらした。

一方、首都アムステルダムでは今回、新たな星付き店の誕生はゼロだった。さらに「Daalder」と「De Juwelier」が星を失ったことで、同市にとってはやや厳しい結果となった。オランダ全体の星付きレストランは合計119店と昨年から横ばいで、新規獲得と返上がちょうど相殺された形だ。

在蘭日本人にとっても、ミシュランの評価は週末の外食や来客時の特別なディナー選びの参考になる。今回の受賞店はアムステルダム以外の地方都市に多く分布しており、デルフトやフォルケンブルフ、ゼーランドといった観光と組み合わせた食の旅を計画するうえで、新たな選択肢が加わったといえる。

情報源: DutchNews

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