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グローニンゲン〜ドイツ・レーア間の国際列車、11年ぶりに復活
社会 読了 2分

グローニンゲン〜ドイツ・レーア間の国際列車、11年ぶりに復活

欧州最大の昇降式可動鉄道橋が完成、越境鉄道が再び動き出す

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グローニンゲン中央駅に、早朝5時半から旅客が列をなした。約11年ぶりとなる国際列車の始発便を待つ人々だ。2015年以来途絶えていたオランダ北部グローニンゲンとドイツ・レーアを結ぶ鉄道路線が、このほど正式に運行を再開した。越境移動の手段が鉄道として復活したことで、オランダ北部とドイツ北西部の間のアクセスは大きく改善される。

橋の崩壊から11年——事故の経緯と復旧の歩み

運休のきっかけは2015年に起きた事故だった。ドイツ側の国境付近、エムス川に架かる鉄道橋「フライゼンブリュッケ」に貨物船が衝突し、橋が深刻な損傷を受けた。その後、橋の再建工事が進められ、新しいフライゼンブリュッケ橋は2024年に完成。しかし鉄道運行の再開には安全確認のための追加試験が必要で、実際の運行再開はさらに時間を要した。

再建された橋は全長335メートルで、中央部145メートルのセクションが上昇・旋回して船舶の通行を可能にする構造を持つ。この仕組みにより、欧州最大の昇降式可動鉄道橋という称号を得ている。技術的にも象徴的にも、この橋はオランダとドイツの越境インフラの重要な一翼を担う存在となっている。

地域キャリアが担う国際輸送の意義

路線を運行するアリバ社の地域ディレクター、ヘリット・デ・フロートは地元テレビ局RTV Noordの取材に「地域キャリアとして、このような形で国際輸送を実現できることは素晴らしい。本当に感慨深い瞬間だ」と喜びを語った。アリバは通常、地域内の短距離路線を中心に運行する会社であり、越境国際列車を担うことは同社にとっても特別な意味を持つ。

グローニンゲンからレーアまでの所要時間は約90分。アリバ社は特に冬のホリデーシーズンに需要が高まると予想しており、ドイツのクリスマス市への訪問客による利用増を見込んでいる。

オランダ北部在住者にとっての影響

グローニンゲン周辺に住む在蘭日本人にとっても、この路線復活は朗報だ。これまで車や迂回ルートに頼らざるを得なかったドイツ北西部への移動が、直通列車で手軽にできるようになる。レーアはドイツ鉄道(DB)のネットワークとも接続しており、さらに先のドイツ各都市へのアクセス拠点としても機能する。年末年始の旅行計画を立てる際には、越境列車という新たな選択肢をぜひ検討してみたい。

情報源: DutchNews

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