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ダム〜ダムラン40周年、そしてオランダ人の食卓の意外な歴史
社会 読了 2分

ダム〜ダムラン40周年、そしてオランダ人の食卓の意外な歴史

人気マラソンの節目と、考古学が暴いた「ジャガイモ神話」

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9月20日、アムステルダムとザーンダムを結ぶ人気マラソンイベント「ダム・トット・ダムラン」が第40回記念大会を迎えた。毎年多くのランナーが参加するこの大会は、オランダを代表する市民スポーツイベントのひとつだ。この日の天気は南部で朝に雨が残るものの、日中は多くの地域で曇りながらも降雨は少なく、気温は17〜19度と走るにはやや肌寒い秋の陽気となった。

エールディヴィジでは首位のPSVがFCトウェンテと対戦するなど、インターナショナルウィーク前最後のリーグ戦が各地で組まれた。また、カナダのモントリオールでは自転車競技の世界選手権タイムトライアルが始まり、女子が15時、男子が18時45分にスタートした。

ドイツ地方選挙とロシア下院選

この日は国際的な選挙デーでもあった。ドイツではメクレンブルク=フォアポンメルン州とベルリン州で地方選挙が実施された。両州は規模こそ小さいものの、その結果が国政の趨勢を占う指標として注目を集めた。一方、ロシアでは国家下院(ドゥーマ)選挙の最終投票日を迎えた。野党は事実上排除され、反対意見も封じられた状況のなか、プーチン大統領を支持する与党「統一ロシア」の大勝が予測されていた。

考古学者が覆した「ジャガイモ神話」

国際ニュースとはやや趣が異なるが、オランダ国内から興味深い研究結果が報告された。フローニンゲン大学(Rijksuniversiteit Groningen)の考古学者メリット・ホンデリンク氏が、博士研究論文において1500年以降のオランダ人の食習慣を詳細に再構築した。研究手法はユニークで、古い排泄物の分析を通じて当時の食生活を科学的に明らかにしたものだ。

その結論は、多くの人の先入観を覆すものだった。「ジャガイモ、肉、野菜のいわゆる定番の温かい食事が昔から標準だと思われがちですが、実態は異なります」とホンデリンク氏は語る。新たな食材や異文化の影響が入ってきても、日常の食卓は何世紀にもわたってほとんど変化しなかったという。ジャガイモが食卓の定番となったのは近代以降のことであり、それまでは現代人が想像するような「オランダらしい食事」は存在しなかった。

在蘭日本人にとっても、スーパーの棚に並ぶジャガイモ製品の多さや、オランダ料理の素朴さに驚いた経験を持つ方は多いだろう。その「質素な食文化」が実は長い年月をかけてゆっくりと形成されてきたものだと知ると、日々の食卓がまた少し違って見えてくるかもしれない。

情報源: NOS Algemeen

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