ロニー・ウッド、アムステルダムで激レアライブ―パラディソ史上最高額のチケットにファン殺到
「200ユーロ出す価値はある」と語るファンが開演前から長蛇の列
ローリング・ストーンズのギタリストとして世界的に知られるロニー・ウッドが、アムステルダムの老舗ライブハウス「パラディソ」に2夜限りのライブで登場した。月曜・火曜の両夜ともにザ・アモ・バンドを従えてのステージで、チケットはいずれも完売。小規模な会場でのこうした公演は極めて珍しく、ファンの間で大きな話題となった。
開演前から長蛇の列、「滅多にない機会」
月曜日の午後には、すでに多くのファンがパラディソの前に集まり始めた。目的は一つ――ステージにより近い場所を確保すること。ライブハウスならではのスタンディング形式では、早く並ぶほど有利なポジションに立てる。列に加わったファンたちは口々に「こういう機会は普段そうそうない」と語りながらも、チケット代の高さについては複雑な思いを打ち明ける声も多かった。「高いとは思う、でも彼のためなら仕方ない」――そんな本音がにじんでいた。
パラディソ史上、最も高額なコンサート
今回の公演で特に注目されたのがチケットの価格だ。最高200ユーロに達したこの公演は、パラディソの長い歴史の中で史上最も高額なコンサートとなった。1968年創設の同会場はボブ・ディランやデヴィッド・ボウイも立ったことのある伝説的な場所として知られるが、それでもこの価格設定は異例といえる。あるファンは「200ユーロは出せる、彼のためなら」と迷いなく答えた一方、「やはり高い」と率直に語る人も少なくなかった。それでもチケットは瞬く間に売り切れ、需要の高さをあらためて示す結果となった。
在蘭日本人にとっても見逃せない文化的瞬間
ローリング・ストーンズは世界中に根強いファンを持ち、オランダ在住の日本人の中にもリアルタイム世代からの熱心なファンは多い。大型アリーナ公演とは異なり、収容数約1,500人規模のパラディソでのライブは、アーティストとの距離感が格段に近いのが魅力だ。価格の高さはハードルになり得るが、こうした親密な空間でのレジェンドの演奏は、アリーナでは決して得られない体験でもある。ロニー・ウッドのような大物ミュージシャンが小会場に立つ機会は今後も限られるだろうだけに、今回の2夜は多くのファンにとって長く記憶に残るものになったに違いない。
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