放送局「Ongehoord Nederland」の命運、大臣が本日決断——緊縮反対集会も同日開催
ヒトラー映像放送問題で揺れる公共放送制度と、ハーグを揺るがす労組デモ
オランダの公共放送制度が大きな岐路を迎えている。メディア担当のレチェルト大臣は9月8日、放送局「Ongehoord Nederland(ON)」のライセンス継続可否について最終決定を下す。ONをめぐっては先週、メディア監督機関「Commissariaat voor de Media(メディア委員会)」が、同局はもはや公共放送制度の法的要件を満たしていないと正式に判断。決定的な引き金となったのは、放送中にアドルフ・ヒトラーの映像が使用された問題だ。大臣の判断次第では、ONは公共放送ネットワークからの除外という前例のない処分を受けることになる。
政府の緊縮方針に労組が反発、ハーグで大規模集会
放送問題と時を同じくして、ハーグでは政府の予算削減方針に抗議する大規模な集会が開かれる。労働組合の呼びかけに応じ、自治体・中央省庁・大学などの職員が市内のKoekamp広場に集結する見込みで、数千人規模の参加者が予想されている。デモの矛先は、現連立内閣が推進する社会保障費の削減策だ。公共サービスの現場を支える労働者たちが声を上げることで、予算編成をめぐる議会審議にも影響を及ぼす可能性がある。
テニスに快挙、空飛ぶ車にも朗報
明るいニュースも届いた。テニスのBotic van de Zandschulpが全米オープンで準々決勝に駒を進めた。フランスのArthur Gea選手との試合は5セットにわたる激闘となり、試合時間は5時間超とトーナメント最長を記録。2セットを先行されながらも逆転した粘り強さは、オランダ国内でも大きく報じられた。次戦の相手は、大会最上位シードのAlexander Zverevと見られている。
一方、オランダ企業のPal-Vは、空飛ぶ車の生産に向けた正式な許可を取得したと発表した。同社によれば、2028年から実際の運用が始まる見通しで、車両価格は29万9,000ユーロから49万9,000ユーロ。すでに250台の予約が入っており、その半数は消防・警察・軍といった緊急対応機関からの注文だという。在蘭日本人にとっても、放送局問題や緊縮デモは日常生活に影響し得る政治の動きとして注視する価値がある。ONのライセンス判断はオランダの報道の自由と公共放送の独立性をめぐる議論を深め、社会保障削減は行政サービスの質にも波及しかねないためだ。
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情報源: NOS Algemeen




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