ルッテ前首相がコロナ調査委で再聴取――ムラジッチ埋葬、9月7日の主要ニュース
コロナ禍の政策決定を問う公開尋問、最終週へ
9月7日(土)のオランダは、国内外の重要なニュースが重なる一日となる。国内では前首相の再聴取と高裁判決、国外ではセルビアでの戦犯埋葬とドイツ地方選の余波が注目を集める。天気は晴れ間が多く、最高気温は24〜28度と各地で夏日となる見込みだ。
ルッテ前首相、コロナ調査委に再登場
議会のコロナ禍調査委員会は今週、公開尋問の最終週を迎える。マルク・ルッテ前首相は午前10時から委員会に出席し、国会議員による聴取を受ける。ルッテ氏にとって今回が二度目の尋問となる。委員会はコロナ禍における政府の意思決定プロセスを検証するもので、当時の首相として下された判断の根拠や経緯が改めて問われる見通しだ。尋問の模様はNOS.nlおよびNOSアプリでライブ配信される。在蘭の方はリアルタイムで視聴できる機会でもある。
戦犯ムラジッチ、故国セルビアで埋葬
ボスニア内戦中にスレブレニツァ虐殺を指揮した戦争犯罪人ラトコ・ムラジッチ元将軍が、セルビアで埋葬される。ムラジッチ氏は先週、服役中だったハーグ近郊・スヘフェニンゲンの刑務所内で死去した。旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所(ICTY)の後継機関が言い渡した終身刑を受け、ジェノサイドや人道に対する罪が認定されていた。セルビア国内には今もムラジッチ氏への支持者が多く、埋葬をめぐる動向が国際社会から注目されている。
アムステルダムの控訴裁判所では同日、著名弁護士デルク・ウィールスム氏の殺害事件に関連して逮捕・起訴された6人に対する高裁判決が言い渡される。検察側は最高8年9か月の禁錮刑を求刑しており、判決の内容が注目される。
ドイツ地方選、AfDが歴史的勝利
前日のドイツ・ザクセン・アンハルト州議会選挙では、右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が44%の得票率で83議席中39議席を獲得した。単独過半数にはわずかに届かなかったが、この結果はドイツ国内で「歴史的な転換点」と受け止められている。キリスト教民主同盟(CDU)は同州で得票率を大幅に落とし約18%にとどまった。ポピュリスト政党BSWが予想外に議席を得たことで、AfDが連立交渉を通じて政権に近づく可能性も取り沙汰されている。オランダでも極右・ポピュリスト勢力の動向が国政に影響を与えているだけに、隣国ドイツの政治情勢は対岸の火事とは言い難い。
なお、ドイツ・ヒッツァッカーでは6日、オランダ王室のクラウス殿下の生誕100周年を記念する式典が行われ、ベアトリクス元女王、ウィレム=アレクサンダー国王、コンスタンティン王子が出席した。クラウス殿下はヒッツァッカー出身で2002年に逝去しており、現地では大勢の市民がオランダ国旗を手に王族を出迎えた。
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情報源: NOS Algemeen




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