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ネパール洪水から1週間超——行方不明5000人、ヘリで妻を捜すオーストラリア人男性
社会 読了 2分

ネパール洪水から1週間超——行方不明5000人、ヘリで妻を捜すオーストラリア人男性

チベット国境付近で被災した巡礼グループにはオランダ人2名も含まれる

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ネパールとチベットを襲った壊滅的な洪水から1週間以上が過ぎた今も、捜索活動は続いている。ネパール国内の死者は少なくとも1294人に達し、行方不明者は外国人583人を含む5053人以上。住宅、道路、学校が濁流に飲み込まれた国境付近の村々では、地上からのアクセスが今なお困難な状況だ。

ヘリコプターで妻を追うオーストラリア人

行方不明者の家族が自ら捜索に乗り出すケースも出ている。オーストラリア人のバビン・パテルは、インドの著名なヨギ、サドゥグルの巡礼グループとともにチベットとネパールの国境付近にいた妻の行方を追って、先週金曜日に現地入りした。首都カトマンズの病院を回って生存者・死亡者のリストに妻の名前を探し、ヨギの財団やオーストラリア大使館の職員とも面会したが、有力な情報は得られなかった。

オーストラリアの放送局ABCニュースに対してパテルは、「ヘリコプターは自分のためだけではなく、この地域に家族が行方不明になっているすべての人のために借りた」と語っている。大規模な洪水で道路の多くが使用不能となるなか、上空からの捜索が事実上唯一の手段となっている。

オランダ人2名と巡礼グループの行方

このグループにはオランダ人2名も含まれており、安否は依然として確認されていない。一行はチベットの聖山カイラス山への巡礼を終え、ネパールとの国境を越えようとしていた矢先に洪水に遭遇したとみられる。サドゥグルは被災直後に公開した動画メッセージの中で、グループの状況は不明だとしつつも、「破壊の規模を考えると、見通しは厳しい」と述べた。

生存への希望が完全に絶たれたわけではない。ネパール国内の水力発電所のトンネルに閉じ込められていた2人が昨日救助されており、トンネル内にはさらに生存者がいる可能性が報じられている。12か所の水力発電所では合計約900人の作業員が行方不明となっており、引き続き救出作業が進められている。ただし、トンネル内にいなかった人々の生存可能性は格段に低いとされ、パテルの妻や2名のオランダ人が属するグループについても厳しい見方が広がっている。

中国側の情報公開に不満の声

チベット側の状況については、情報が乏しいままだ。中国国営メディアの新華社は死者31人・行方不明531人と報じているが、中国当局の情報公開には強い批判が上がっている。ベルギー人のテオ・アネンダイクは、チベット側で母親が行方不明になっているとして、「中国側からは何も聞こえてこない。瓦礫の下から救出した人や生存者の身元も公表しない」と語り、「ネパール警察によれば、中国側はネパール当局に情報を流さないよう求めたという」と述べた。被災した外国人の遺族にとって、中国当局の情報統制が捜索・安否確認を大きく阻む要因となっている。

オランダ人2名の家族にとっても、情報の欠如は深刻な不安材料だ。洪水の規模と地理的なアクセスの困難さを考えると、確かな情報が届くまでにはさらに時間がかかる見込みであり、現地での捜索活動が継続される。

情報源: NOS Algemeen

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