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ネパール大洪水、オランダ人3名がいまも行方不明――カイラス山巡礼中に被災
社会 読了 2分

ネパール大洪水、オランダ人3名がいまも行方不明――カイラス山巡礼中に被災

ヒマラヤ氷河崩壊が引き起こした泥流、死者1,000人超に

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ネパールとチベットの国境地帯を先週水曜日の朝に襲った大規模洪水から数日が経過した現在も、オランダ国籍の3人の行方はつかめていない。ヒマラヤの氷河崩壊をきっかけにボテ・コシ川が氾濫し、大量の水と泥が広範囲にわたって流れ込んだ。ネパール当局によると、国内の行方不明者は約4,000人、死者数は1,000人を超えた。チベット側でも546人が未確認とされている。

入国管理局で待機中に被災か

行方不明のオランダ人観光客は、ニイケルク出身の29歳男性クリスティアーン・ベルフハウスと、ハーレム出身の51歳女性マーイケ・モールハウセン。2人はチベット仏教の聖地カイラス山への巡礼ツアーに参加しており、カトマンズを出発した80人規模のグループの一員だった。その名前は、被災者家族を支援するオランダのNPO「ナームス・デ・ファミリー」が公表した。

ツアーを主催したイシャ財団の広報担当者はRTLニュースに対し、「洪水発生時、旅行者たちはネパール側の入国管理局で待機していたとみられる。現時点では、その場にいた人々の状況は何もわかっていない」と説明した。また、「現地でグループを引率していたボランティアスタッフと最後に連絡が取れたのは、洪水発生のわずか9分前だった」と明かした。同財団は1992年にインドのヨガ指導者サドゥグル(ジャギ・ヴァスデフ)によって設立された団体で、各地で巡礼ツアーや精神修養プログラムを主催している。

オランダ外務省も家族を支援

3人目の行方不明者は、ネパールに移住したオランダ人女性で、オランダ外務省が存在を確認した。同省の広報担当者は「オランダにいる家族は、いずれの行方不明者とも連絡が取れていない。洪水発生時に被災地にいた可能性が高い」と述べており、当局は家族への情報提供と精神的サポートを続けているという。

現地ではネパール当局と救助隊が捜索活動を継続しているが、広範囲にわたる泥の堆積と地形の険しさが作業を困難にしている。洪水が発生したトンネル内には約900人の水力発電所作業員が閉じ込められており、1週間近くが経過した今も救出の見通しは立っていない。

在蘭日本人にとっても、ヒマラヤ方面への巡礼や登山ツアーは身近な旅行先のひとつだ。今回の災害は、自然環境が急速に変化するヒマラヤ地域の旅行リスクを改めて浮き彫りにするものといえる。外務省の危険情報や現地の気象・地形状況を事前に十分確認することの重要性が、改めて問われている。

情報源: DutchNews

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