ブレダの宝石店に車2台でラムレイド、容疑者2人逮捕も共犯者捜索続く
昨年9月に続く繰り返しの被害、警察官と警察犬が崩壊寸前の壁に閉じ込められる事態も
ブレダ中心部のヒンネケンストラートにある宝石店が、深夜の大胆な強盗事件に再び見舞われた。地元メディア「オムロープ・ブラバント」によると、午前3時15分頃、2台の車が相当な速度で店舗正面に突入。ファサードの一部が崩れ落ち、車と壁の破片が数メートル先まで飛散した。警察は通報を受けてすぐに現場へ駆けつけ、その場で容疑者2人を逮捕したが、他にも共犯者がいた可能性を排除しておらず、捜査は続いている。
崩壊寸前の壁に閉じ込められた警察官と警察犬
事件は容疑者の逮捕だけでは終わらなかった。店内の状況を確認しようと警察犬とともに建物に入った警察官が、突入によって不安定になった壁の内側に閉じ込められる事態が発生した。自力での脱出が危険と判断した警察官は動けず、消防隊が出動して人と犬の双方を救出した。幸い負傷者の報告はなかったが、強盗後の二次被害リスクが改めて浮き彫りになった形だ。なお、今回の強盗で実際に商品が盗まれたかどうかは、現時点で当局から発表されていない。
「ここではいつも何かある」――繰り返しの標的に
この宝石店がラムレイドの被害を受けるのは、今回が初めてではない。昨年9月にも1台の車によって店舗前面が破壊されており、その際は犯人たちが逃走に成功している。さらにその数週間前にも侵入未遂があったとされており、同店は短期間に複数回の犯罪行為にさらされてきた。当時、店員の一人は「ここではいつも何かある(Het is hier altijd feest)」と嘆息したという。
ラムレイドはオランダ各地で発生している組織的な犯罪手口であり、宝石店や高級時計店が標的になるケースが目立つ。今回の事件では逮捕者が出た点は捜査の前進を示すが、繰り返し同一店舗が狙われているという事実は、店舗側のセキュリティ対策の限界と、こうした犯罪への抑止力の課題を改めて問いかけている。オランダで生活する日本人にとっても、繁華街の店舗や夜間の治安状況には引き続き注意が必要だ。
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情報源: NOS Algemeen



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