上田綺世、エールディビジ歴代得点ランクでカイト・ペッレに迫る
上田綺世、エールディビジ歴代得点ランクでカイト・ペッレに迫る
フェイエノールトとアジャックスが躓いたシーズン第2節の週末
オランダ1部リーグ、エールディビジの第2節が終了した。週末を通じて最も注目を集めたのは、フェイエノールトとアジャックスという2大クラブの相次ぐ勝ち点の取りこぼしだった。しかしそれと同時に、日本代表FW上田綺世の歴史的な記録への接近や、ゴールキーパーがアシスト王に輝くという異色の統計も生まれ、開幕直後ながら話題の絶えない週末となった。
上田綺世、歴史の扉を叩く
データ会社Optaの集計によると、上田綺世はエールディビジにおける外国人選手の歴代得点ランキングで、ダーク・カイトとグラツィアーノ・ペッレの2人だけを前に残す位置にまで迫っている。カイトはフェイエノールト、ペッレも同クラブで活躍し、エールディビジに刻んだ得点数はいずれも多くのファンの記憶に残るものだ。上田がこの2人を超えれば、リーグ史に名を刻む外国人ストライカーの系譜に新たな1ページが加わることになる。昨シーズンにフェイエノールトで着実に得点を積み上げてきた上田にとって、今節もその記録更新に向けた重要な一歩となった。
強豪2クラブが早くも躓く
一方、リーグ全体の勢力図という観点では、フェイエノールトとアジャックスがともにシーズン序盤で勝ち点を落としたことが大きな話題となっている。いずれも優勝候補として名が挙がるクラブだけに、開幕2節での勝ち点落としは歴史的にも珍しい「同時躓き」としてOptaに記録された。対照的に、PSVはエクセルシオール・ロッテルダムとのアウェー戦を1-2で制し、着実に勝ち点を積み上げた。敵地での逆転勝利という形でシーズンのリズムをつかんだPSVは、首位争いで一歩抜け出す格好となっている。
異色の記録と在蘭日本人への視点
もう一つ注目を集めたのが、ゴールキーパーがアシスト部門のトップに立つという前代未聞ともいえる統計だ。フィールドプレーヤーが得点やアシストを競うのが通例のサッカーにおいて、守護神がこの部門を制する展開は、開幕節から続く波乱含みのシーズンを象徴するような出来事といえる。オランダに暮らす日本人サポーターにとっては、上田綺世の記録更新がまず最大の関心事となるだろう。カイトとペッレという2つの壁を越える瞬間が今シーズン訪れるのか、今後の試合が一層楽しみになってきた。フェイエノールトのホームゲームはアムステルダムやロッテルダム在住の日本人にとって観戦機会も多く、記録達成の場に立ち会える可能性も十分にある。
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