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electric car highway netherlands
社会 読了 2分

高速130km走行で最も電費が優れたEVはどれか――オランダ実走テスト

充電コストを自己負担する個人オーナーにこそ、電費性能は切実な問題だ

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電気自動車の普及が進むオランダで、EV選びの新たな基準として注目を集めているのが「実走電費」だ。カタログに記載されたWLTP数値ではなく、実際の高速道路走行でどれだけ電力を消費するか――その差は、月々の充電コストに直接跳ね返ってくる。オランダの自動車メディアADが実施した今回のテストは、まさにそこに焦点を当てたものだ。

リース全盛でも「自費オーナー」には死活問題

オランダでは法人リース契約によるEV利用が広く浸透しており、多くのビジネスドライバーは充電コストを会社が負担するため、電費の優劣を日常的に意識する機会が少ない。しかし、自費でEVを購入し充電費用も自己負担する個人オーナーにとって、電費の差は家計に直結する切実な問題だ。ADの記事も「リース利用者は気にしないかもしれないが、個人オーナーにとってはとりわけ重要な要素」と指摘している。

今回のテストでは、オランダの法定最高速度である時速130kmを高速道路上で一定に維持した状態で、複数の電気自動車の消費電力量を実測・比較した。カタログ値は市街地や低速走行を含む混合モードで算出されるため、高速巡航時の実態とはかけ離れることが多い。速度が上がるほど空気抵抗による電力消費は急増するため、130km巡航での電費はEVの空力性能やエネルギー管理システムの実力が如実に現れる指標となる。

テストが示す「電費格差」の現実

テストの結果、モデルによって消費電力に明確な差があることが示された。電費に優れたモデルは、同じ距離を走るのに必要な充電量が少なく、長距離ドライブ時の途中充電回数の削減にもつながる。これは単なるコスト削減にとどまらず、移動時間の短縮という実用的なメリットにもなる。一方、電費の劣るモデルは航続距離が短くなるだけでなく、オランダの急速充電網を頻繁に利用することになり、充電待ちのリスクも高まる。

在蘭日本人の中にも、駐在期間中にリースではなく個人でEVを購入・利用するケースは少なくない。オランダの電気料金は近年の変動が大きく、kWhあたりの単価次第で年間の充電コストは数百ユーロ単位で変わることも珍しくない。EV購入を検討する際には、車両価格や補助金制度だけでなく、実走電費という視点を加えることが、長期的なコスト管理において重要な判断材料となりそうだ。

情報源: AD

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