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社会

オランダでビール販売が減少、ノンアルコールの需要が急拡大

HARRO LIFE
社会 読了 2分

オランダでビール販売が減少、ノンアルコールの需要が急拡大

コスト上昇と飲酒習慣の変化が市場を塗り替えつつある

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オランダのビール市場に異変が起きている。アルコール入りのビール、とりわけ定番のピルスナーの販売量が落ち込む一方で、ノンアルコールビールの需要は着実に伸びている。コスト上昇と飲酒習慣の変化という二つの力が、オランダ人のビールとの付き合い方を静かに塗り替えつつある。

価格上昇が消費者の財布を直撃

ビール販売が落ち込む背景の一つは、原材料費や物流コストの上昇による価格転嫁だ。インフレが家計を圧迫するなか、消費者はスーパーのビール棚の前でも節約を意識するようになっている。かつては気軽に手に取っていた6缶パックも、値上がりを実感すれば購入頻度は自然と下がる。特に日常的な消費量が多かったピルスナーのカテゴリーで、その影響が顕著に表れているとされる。

「飲まない選択」が当たり前に

もう一つの要因は、飲酒習慣そのものの変化だ。アルコールを飲まない、あるいは意識的に控えるライフスタイルが、特に若い世代を中心に広がっている。NU.nlの報道によると、アルコールなしで飲むことへの社会的な抵抗感が薄れており、友人との集まりや外食の場でノンアルコールを選ぶことが特別なことではなくなってきている。かつては「なぜ飲まないのか」と説明を求められることも多かったが、今や選択肢の一つとして自然に受け入れられている。

こうした意識の変化を受けて、ノンアルコールビールの販売は右肩上がりを続けている。主要なビールメーカー各社もラインナップを拡充しており、味のクオリティや種類の多様化が消費者の選択肢をさらに広げている。

オランダ在住者の生活への影響

日常的にスーパーでビールを購入している在蘭日本人にとっても、この変化は身近に感じられるかもしれない。実際、店頭ではノンアルコールビールの棚が拡大傾向にあり、銘柄の選択肢も増えている。一方で、アルコール入りビールについては価格の上昇が続いており、割安なプライベートブランドへの移行も一部で見られる。飲み会や自宅でのリラックスタイムにビールを楽しむ習慣がある人にとって、ノンアルコールの選択肢が充実してきたことはむしろ朗報といえるだろう。オランダの飲酒文化は今、静かではあるが確実に変わりつつある。

情報源: NU.nl

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