ベールマン、PSV残留も「海外移籍の夢は諦めていない」
ベールマン、PSV残留も「海外移籍の夢は諦めていない」
ワールドカップ落選の夏を経て、27歳のミッドフィールダーが本音を語る
オランダ国内トップクラブPSVのエンジン役として知られるミッドフィールダー、ジョーイ・ベールマンが、長年温めてきた海外移籍への思いをあらためて率直に語った。今夏のワールドカップ(以下W杯)メンバーには選ばれなかったものの、「新シーズンに向けて気持ちは十分に充電できている」と前向きな姿勢も同時に見せている。
「扱いにくい選手」と思われることへの懸念
ベールマンが特に気にかけているのは、移籍を望み続けることで生じる外からのイメージだ。「もしかしたらクラブ側から、自分のことを扱いにくい選手だと思われているかもしれない」と本人は語る。移籍市場でのオープンな発言がクラブとの関係に影を落とすリスクがあることを、本人も十分に自覚している。それでも、夢を心にしまい込んで黙り続けることはしない、という姿勢が言葉の端々ににじんでいる。
PSVでの活躍は折り紙つきで、エールディヴィジでも際立った存在感を発揮してきた。しかしベールマンは、国内のタイトルや評価だけでなく、ヨーロッパの舞台でさらに高いレベルを経験したいという野心を隠さない。「自分もそれを体験したい(Ik wil het óók meemaken)」という言葉に、その思いが凝縮されている。
W杯落選という現実と、新シーズンへの意欲
今夏の最大のトピックは、オランダ代表としてのW杯出場が叶わなかったことだ。27歳という年齢はキャリアの円熟期にあたり、代表の主力として名を連ねることへの期待も大きかっただけに、落選は少なからずショックだったとみられる。それでも「充電できた夏だった」と前を向く姿勢は、メンタルの強さを感じさせる。
新シーズンのPSVにおいてベールマンの役割は変わらず重要だ。クラブへの献身と個人の夢との間で葛藤を抱えながらも、ピッチ上のパフォーマンスで答えを出していくことが、彼にとっての現実的な道筋となるだろう。
オランダサッカー界における「移籍を望む選手」の難しさ
ベールマンの状況は、オランダ国内のビッグクラブに所属しながら海外挑戦を夢見る選手たちの共通の悩みを映し出している。PSVやアヤックスといったクラブは欧州でも一定の地位を持つが、プレミアリーグやブンデスリーガへのステップアップを望む選手は後を絶たない。移籍希望を公言することはリスクを伴う一方、黙って機会を待つだけでは希望のオファーが来ないという現実もある。在蘭日本人の間でもサッカーファンは多く、ベールマンがこの葛藤をどう乗り越えていくか、新シーズンの動向は注目に値する。
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情報源: NU.nl



