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NS夏季オフピーク定期、発売1か月で27万枚を突破
社会 読了 2分

NS夏季オフピーク定期、発売1か月で27万枚を突破

月額49ユーロの新パス、新規利用者が3割超——7月31日が割引期限

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オランダ国鉄NSは7月中旬、6月15日に発売した「ネーデルランド・ダル・フレイ(Nederland Dal Vrij)」パスが最初の1か月で約27万枚販売されたと発表した。オフピーク時間帯であれば鉄道を乗り放題で使えるこのパスは、高騰するエネルギー・燃料費の家計負担を和らげることを目的とした政府の一時措置で、国費1億1800万ユーロが充てられている。

新規利用者が3割超、若年層が牽引

NSが注目するのは販売数だけではない。購入者のうちNSの定期券を一度も持ったことがない新規利用者の割合は、発売から2週間時点の約20%から、1か月後には30%超へと上昇した。NSはこれを「普段は電車をほとんど使わない層が試しに乗り始めているサイン」と受け止めている。年齢層別では25〜29歳が約5万人と最多で、若い世代を中心に支持が広がっている構図が見える。

乗れる時間帯と料金体系に注意

パスが適用されるオフピーク時間帯は、平日の午前9時から午後4時まで、および午後6時半から翌朝6時半まで。週末と祝日は終日利用できる。つまり通勤ラッシュの時間帯は対象外となるため、フレックス勤務やリモートワーク中心の働き方との相性が特によい。

料金面では、割引価格の月額49ユーロで購入できるのは7月31日まで。プロモーション期間自体は8月31日まで続くが、その後は解約手続きをしない限り月額127.95ユーロに自動更新される。この点は見落とすと思わぬ出費につながるため、購入者は更新タイミングと解約期限をカレンダーに記録しておくことを強くすすめたい。

在蘭日本人にとっての活用ポイント

在蘭日本人にとっても、このパスは使い方次第でコストパフォーマンスが高い選択肢となり得る。日中に自由に動ける日が多い方や、週末にオランダ各地を旅行したい方には特に向いている。ただし前述の通り、8月末以降の自動更新には注意が必要だ。物価高が続くオランダで、政府が公共交通を通じて家計支援を試みるこの施策が、鉄道利用習慣の定着にまでつながるかどうか、今後の動向が注目される。

情報源: DutchNews

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