ワイク・アーン・ゼーのビーチで海の家6棟が深夜に全焼
砂浜という悪条件のなか消防が難航、2人が病院搬送
夏休みシーズン真っ只中の北ホラント州ワイク・アーン・ゼーのビーチで、深夜に大規模な火災が発生した。レクリエーション用の小屋(ストランドハウスヘ)6棟が焼失し、2人が病院に搬送される事態となった。出火原因はまだ明らかになっていない。
深夜2時の通報、複数棟に延焼
消防への通報が入ったのは午前2時ごろ。駆けつけた消防隊員が現場を確認すると、すでに複数の小屋に火が回っていたため、直ちに態勢を増強した。延焼の危険があった周辺の小屋は予防措置として避難が命じられ、宿泊客らは屋外に出て自分たちの小屋の行方を見守ることになった。
負傷者は2人。うち1人は火傷を負い病院に入院。もう1人は消火活動にあたっていた消防士で、熱中症の症状が出たとして病院で検査を受けた。夏の夜、激しい炎の近くで作業を続けることがいかに過酷であったかを物語る。
砂浜という「アクセスの難しさ」が消火を妨げる
今回の消火活動で際立った課題となったのが、砂浜という地形だ。消防当局の広報担当者は「市街地と比べてアクセスが格段に難しく、大きな挑戦だった」と述べており、複数の消防車を現場に投入したものの、車両が砂地を走行する困難さが対応を遅らせる要因のひとつとなった。鎮火が宣言されたのは午前3時44分で、その後もくすぶりが続いたため消防隊員による後処理作業が続けられた。
深夜にもかかわらず、炎の様子を一目見ようと近隣から多くの人が集まった。広報担当者によれば「夏休みで周辺は人が多く、皆が見に来た」という状況だったという。避難した宿泊客たちも、自分たちが借りた小屋の運命を固唾をのんで見守った。
在蘭日本人への示唆
夏のビーチシーズンはオランダ各地で海岸沿いの宿泊施設やレクリエーション施設が賑わう時期だ。こうした施設は消防車のアクセスが限られる環境に置かれていることも多く、いざという際の避難経路や非常口の確認が改めて重要だと認識させられる出来事となった。ワイク・アーン・ゼーの今回の火災については、原因究明が続いており、続報が待たれる。
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情報源: NOS Algemeen



