ムバッペPKでフランスがW杯8強入り、パラグアイを1-0撃破
38度の猛暑と物議を醸す審判裁定を乗り越え、4大会連続の準々決勝へ
フランスが2026年FIFAワールドカップのラウンド16で、パラグアイを1-0で下した。決勝点はキリアン・ムバッペがVAR介入で得たPKを確実に沈めたもので、フランスは4大会連続のベスト8進出を決めた。試合はフィラデルフィアで行われ、気温38度という過酷な環境が選手・審判双方に影響を与えた。
激しいフィジカル合戦と物議を醸す審判裁定
試合を通じてパラグアイは、時間稼ぎと徹底したフィジカルプレーでフランスを苦しめた。ウズベキスタン出身のイルギズ・タンタシェフ主審は反則の笛を抑え気味に吹き、これがフランスの不満をじわじわと高めた。ファウル数はパラグアイが12回、フランスが9回だったにもかかわらず、イエローカードを受けたのはフランス選手3人。パラグアイのマティアス・ガラルサがムバッペに対して打撃に近い動作を見せた場面でも主審はノーファウルのままだった。前半は両チームともに決定機をほとんど作れず、スコアレスで折り返した。
後半に入るとフランスがペースを上げ、試合の流れを引き寄せた。交代出場のデジレ・ドゥエへのファウルをVARが確認し、PK獲得。ムバッペがこれを落ち着いて決め、試合を動かした。
ムバッペ、メッシと並んで得点王争いトップに
このゴールはムバッペにとって今大会7得点目となり、アルゼンチン代表リオネル・メッシと並んでW杯得点王争いの首位に立った。さらに歴代W杯通算得点ランキングでも、39歳のメッシまで残り1点と迫っている。
フランスのディディエ・デシャン監督は試合後、審判裁定への怒りをあらわにした。「我々は2枚のイエローカードをもらったが、相手は繰り返しファウルをしても罰せられなかった」と語り、2018年大会の対ウルグアイ戦と状況が似ていたと振り返った。「あのときはムバッペを守るために途中交代させたほどだ。相手は彼を止めるためなら何でもやろうとしていた」。
パラグアイの快進撃に幕、次はモロッコとの再戦
一方のパラグアイは、ラウンド16でドイツをPK戦で破るという大金星を演じたばかりだった。その勝利を受け、パラグアイのサンティアゴ・ペニャ大統領は翌日を国民の祝日に宣言したほどだ。しかし今回で、同国にとってW杯最高成績は2010年大会のベスト8のままとなった。
フランスの次戦は、木曜日にフォックスボロで行われる準々決勝で、同日カナダを下したモロッコと対戦する。これは2022年カタール大会準決勝の再戦であり、前回はフランスが2-0で勝利している。在蘭サッカーファンにとっても目の離せない一戦となりそうだ。
広告掲載にご興味のある方は こちら
情報源: NRC



/https://content.production.cdn.art19.com/images/59/8f/54/8c/598f548c-64e7-4acd-9126-652b94e4fd65/58046a79028a7dd897c502190f5b6f76d16d81e1e452f68212adcb151bb588030c2589ef618c91671a7e5355bbed373a6d5813e3e676e916f0a890259987c624.jpeg)