メインコンテンツへスキップ
オランダのICダイレクト路線、遅延続きで追加料金拒否が増加
経済

オランダのICダイレクト路線、遅延続きで追加料金拒否が増加

この記事をシェア ✓ コピーしました

📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/article-291224-3)からの移行アーカイブです。

追加料金と遅延問題の現状

遅延の原因

速度制限

2022年末、Rijpwetering付近の高架橋の設計欠陥により速度が制限。

初期の時速80kmから120km、160kmと徐々に引き上げられたものの、予定の高速運行には程遠い。

到着遅延

2023年、ロッテルダム発のICダイレクト列車の時間通り到着率は60%未満。

乗客の反応

不満:遅延や運休が多発する中、追加料金の支払いに納得しない利用者が増加。

料金拒否:FNV Spoorによると、約5~7%の乗客が料金を支払わない。

鉄道会社と関係者の意見

NS(オランダ鉄道会社)の主張

追加料金の必要性

スピード制限下でも通常路線より短い移動時間を提供。

追加料金が利用者を分散させ、混雑緩和に寄与している。

経済的影響:料金廃止による損失は2025年末までに最大3200万ユーロに上る可能性。

利用者団体Roverの意見

一時停止要求:遅延が改善されるまで追加料金の徴収を中止すべきと主張。

拡張計画への批判:新たな料金徴収キオスク設置に対し「利用者を混乱させるだけ」との批判。

労働組合FNV Spoor

現場の声:乗務員は乗客の不満に同情的で、罰金を科すことを控える傾向がある。

責任分担:NSだけでなく、高速路線のインフラを管理するProRailやインフラ省にも責任があると指摘。

今後の展望

高速路線の拡張

新規区間:ICダイレクト路線はレリスタッド、アメルスフォールト、さらに将来的にはフローニンゲン、エンスヘデ、レーワルデンまで拡張予定。

改善への課題

インフラ投資:設計欠陥の解消や高速運行の再実現が必要。

透明性向上:利用者への説明責任と代替案の提供が求められる。

まとめ

ICダイレクト路線の問題は、乗客の信頼を損なう要因となっています。高速鉄道としての価値を回復するには、インフラ改善と追加料金の適正化が不可欠です。利用者や団体の声を反映した政策変更が求められています。

参考

この記事をシェア ✓ コピーしました

📩 毎朝配信

明日のオランダニュースも、メールで読みませんか

毎朝、その日のニュース要約と音声版(ポッドキャスト)がメールで届きます。無料です。

無料で購読する

関連ニュース