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ING、2025年第4四半期に大幅増益─通年利益は安定維持
経済

ING、2025年第4四半期に大幅増益─通年利益は安定維持

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金利収入が回復、通年高水準を維持

オランダの大手金融機関INGは2025年通年で約63億ユーロの純利益を計上し、前年のほぼ同水準を維持したと発表した。特に第4四半期の純利益は14億ユーロで、前年同期比20%以上の増加を記録した。

この増益は、欧州中央銀行(ECB)による利下げ局面の終了に伴う金利収入の回復が大きく寄与した。また、手数料収入や新サービスの拡充も成長を後押ししている。

地政学的な不透明感の中でも安定

CEOステフェン・ファン・ライスワイク(Steven van Rijswijk)氏は、2025年の経済環境について「米国大統領ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏による関税政策の影響で、企業の信頼感が前半期に大きく損なわれた」と振り返った。

それでも、INGは多角的な収益源の確保により金利依存の低減に成功。特に投資関連商品やサービスにかかる手数料収入が増加したと述べている。

海外市場での拡大とM&Aに意欲

顧客数の増加が顕著だったのはドイツ、スペイン、ルーマニア。同社は今後も、海外市場での拡大や戦略的買収(M&A)の機会を模索していく方針を示している。

デジタル化とコスト削減の両立へ

コスト管理も引き続き重要課題として取り組んでおり、INGは2025年中にオランダ国内で最大950人のポジション削減を発表している。これは自動化やAI導入の進展による業務効率化の一環とされ、オランダの雇用保険局(UWV)にも届け出済み。

ただし、従業員全体では新たな職種の創出により増加傾向にあり、銀行としての構造改革が進んでいることがうかがえる。

新政権への期待も表明

ファン・ライスワイク氏は、D66、CDA、VVDによる新政権樹立の基本合意についても言及。「政権交渉の加速に貢献している」としつつ、今後の政策が「オランダの競争力強化に向けた明確な方向性を示すことを期待している」と述べた。

参考

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