経済
オランダの男女賃金格差、15年でほぼ半減―それでも男性が多く稼ぐ現状
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賃金格差、徐々に縮小傾向に
オランダ中央統計局(CBS)の最新データによれば、2010年時点では女性の時給が男性より19%低かったが、2023年にはその差が10.5**%**まで縮まった。これは主に、
・女性の高等教育進学率の上昇
・管理職や役員ポストへの就任増加
が影響していると分析されている。
労働組合「依然として不当」
オランダ労働組合CNVのPiet Fortuin会長は、「女性は教育水準も上がり、役職も増え、労働時間も伸びている。それにもかかわらず10%超の格差は依然として高すぎる」と強く批判。
企業に対して賃金情報の透明化義務化を求めている。
女性の時給上昇率は男性を上回る
昨年、
・女性の平均時給は27.15ユーロ
(2010年比52%増)
・男性の平均時給は30.32ユーロ
(2010年比38%増)
女性の時給伸び率が男性を上回ったため、格差が縮小したとみられる。また、近年は特に縮小ペースが加速しており、2023年だけで0.7**%**の縮小が確認された。これは、最低賃金引き上げにより、低賃金層に多い女性が相対的に恩恵を受けたためだとCBSは指摘している。
女性の時給が男性を上回る例も
従業員数100人以上の企業のうち、15%の企業で女性の平均時給が男性を上回った。(2010年時点ではわずか6%)
公共部門(政府機関等)では、3分の1の職場で女性の方が時給が高かったという。
年収ベースでは依然大きな格差
ただし、女性の年間総所得は男性より約3割低い状況が続いている。この差の約3分の2は、女性の労働時間の短さ(パートタイム勤務)が主な原因。男性の63%がフルタイム勤務しているのに対し、女性は23%にとどまる。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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