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裁判所、Jumboにハイネケンビールの販売再開義務なしと判断
経済

裁判所、Jumboにハイネケンビールの販売再開義務なしと判断

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長年の取引関係に終止符

スーパーマーケット大手Jumboとビールメーカーハイネケンの間で続いていた供給契約を巡る法的対立について、オランダの裁判所は5月、Jumboに販売再開の義務はないとの判断を下した。

この判決は、ハイネケン側が一部商品の仕入れ停止により損害を受けたとして、販売再開を求める仮処分を申請したことに対するもの。

2023年の終了通告で法的関係は解消

両社は過去数十年にわたり取引を継続してきたが、長期契約を結んでおらず、1~2年ごとに更新される都度契約(継続的取引関係)だった。Jumboは2023年初めにこの継続契約を正式に終了しており、ハイネケンが「関係は継続している」と主張したものの、裁判所は「契約終了により購入義務は消滅している」と判断した。

判決はJumbo寄り

判決では、Jumboによる突然の関係解消は「適切ではなかった」と指摘され、以下のように述べられた:

「ハイネケンが商業的関係の終結に備えるための適切な通知期間が与えられるべきだった」

「双方の依存関係と取引の長期性を踏まえれば、補償の申し出が妥当な場合もある」

ただし、現時点では法的義務には当たらないという判断が下されている。

対立の背景:Everest共同購入連合

この対立の背景には、Jumboが仕入れ交渉力を強化するために2023年から「Everest」という購買同盟に加盟したことがある。同年3月には、仕入れ価格の高さを理由にハイネケン製品の取扱数を半減し、関係が悪化。

ハイネケン側は、「フランス支社とEverest間の価格対立に関連した報復行動だ」と主張したが、裁判所はこの点については「今回の訴訟とは無関係」として判断対象から除外した。

価格対立も相次ぐJumbo

Jumboはここ数年、他の大手ブランドとも価格交渉を巡って対立を繰り返しており、一部製品が店頭から消える事態も発生。過去には以下のブランドとの取引停止も報じられている:

・Mentos / Smint / Quaker
(食品)

・Schwarzkopf / Witte Reus
(洗剤・美容)

・Senseo / Milka / Douwe Egberts
(コーヒー・菓子)

参考

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