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Bol.comとアマゾンで「ぼったくり販売」小売店の商品が最大10倍の価格に
経済

Bol.comとアマゾンで「ぼったくり販売」小売店の商品が最大10倍の価格に

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家庭用品が「割高価格」で販売中

オランダの新聞『デ・テレグラーフ』による調査報道により、オランダ国内の激安小売店で販売されている日用品が、オンラインプラットフォームBol.comやAmazonで法外な価格で販売されている実態が明らかになった。

たとえば、アクション(Action)の浴室用クリーナー「Superfinn」は店頭価格1.14ユーロであるのに対し、Bol.comでは9.99ユーロで販売されている。また、レモンの香りがするウェットティッシュ「Spargo」は店舗で1パック0.99ユーロだが、4パックセットが18.50ユーロ(1パックあたり4.60ユーロ)で売られている。

LidlやEtos、IKEA製品も

リドル(Lidl)の「Silvercrest」ブランド製品も高額で販売されている。例えば、ハンディ掃除機は店舗で25ユーロだが、Bol.comでは40ユーロ。トースターやエアフライヤー、スムージーメーカー、ヒゲトリマーといった家庭用家電も同様に価格が上乗せされている。

エトス(Etos)の湯たんぽも店舗では8ユーロだが、色違いの商品がオンラインで17ユーロに設定されていた。

イケア(IKEA)製品は主にAmazonで価格が高騰している。たとえば、3メートルの「Koppla」電源タップは店舗で19.99ユーロだが、Amazonでは36.50ユーロで出品されていた。また、カトラリーセット「Martorp」は、イケア店頭では34.99ユーロであるのに対し、Amazonでは120.34ユーロで販売されている。

「誤解を招く大幅な利ざや行為」

オランダ消費者団体(Consumentenbond)はこれらの価格設定について、「重大な利ざや行為であり、消費者に誤解を与える」と非難している。

広報担当者は次のように述べた。

「この問題は以前から認識している。しかし、対応が難しい。Bol.comやAmazonなどのプラットフォームは、出品者が自由に価格を設定できると主張しており、価格上限の規制もない。私たちにできるのは、消費者に警告し、プラットフォーム側に働きかけることだけだ。」

ECプラットフォームの対応は限定的

Bol.com側は、「ビジネスパートナーは原則として自由に価格設定が可能」としながらも、「消費者を不当に高い価格から保護することは重要である」との姿勢を示している。

同社によれば、「一部の販売者がルールを回避しようとするケースもあるが、我々はそうした動きを注意深く監視している。パートナー数は4万5,000社、取り扱い商品は5,100万点以上にのぼり、全体のコンプライアンス維持は極めて複雑な作業である」という。

参考

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