ビールはドイツやベルギーで─価格高騰で越境購入が拡大、業界に危機感
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越境購入が拡大する理由
オランダでは2025年、ビールを求めて国外へ買いに行く人が急増している。オランダ醸造協会が委託した「全国ビール調査(National Beer Survey 2025)」によると、ビール愛飲者の41%が“ビール目的で国外へ行くことがある”と回答した。
主な理由は、オランダ国内の酒税(ビールにかかる物品税)が高額なこと。特にベルギーやドイツでは価格が大幅に安く、ガソリンスタンドなどでまとめ買いする人も多いという。
国境地域の広がり
オランダ醸造協会の会長Fred Teeven氏は、「今や越境購入は国境沿いの小さな町に限った話ではない」と指摘する。
「フローニンゲン、ズヴォレ、アペルドールン、さらにはユトレヒトのような都市も、今や“実質的な国境地域”になりつつある。多くの人が車で越境し、大量購入する方が経済的と考えている」
酒税によるの影響と政府への警鐘
醸造協会は、高すぎる酒税が国内のビジネスと税収の両方に損失をもたらしていると警告している。
・飲食業(レストラン・ホテル・バー)への打撃
・今後、閉業リスクの高まり
・消費の国外流出による税収減
Teeven氏は、「酒税や付加価値税(VAT)をさらに引き上げれば、期待される税収増以上のダメージを生む」と述べ、新政権に対し冷静な見直しを要請している。
ノンアルコール・クラフトビールの人気も拡大
調査によれば、オランダの18歳以上の42%が定期的にビールを飲んでいる。人気のスタイルは以下のとおり:
ピルスナー
依然として断トツの人気
ノンアルコールビール
年々人気が上昇
クラフトビール
多様性と風味で支持拡大
ノンアルコールビールの人気については、協会が次のように分析している:
・味の改良と選択肢の増加が評価されている
・車の運転や飲酒量を減らしたい場面での代替として定着
・単に「味が好きだから」という理由で選ぶ層も拡大中
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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