NS、スプリンター列車で「1等車削減」へ ―座席3,500席以上増加
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スプリンターが1等車縮小
オランダ国鉄(NS)は、国内を走るスプリンター列車のうち約半数にあたる190編成で、1等車(eerste klas)の座席数を縮小し、2等車(tweede klas)を増設する計画を進めていると発表。
この変更により、2等車の座席数が3,580席増加する見込みで、2026年夏までに段階的に導入される予定。
背景には「通勤行動の変化」
NSによれば、コロナ以降の働き方の変化(在宅勤務の増加)によって、ビジネス利用者の電車移動が大幅に減少。その結果、スプリンター列車の1等車は通勤時間帯でもわずか10%しか埋まっていない状況になっている。
一方で、2等車は満席が多く、立ち乗りの乗客が続出しているため、車両全体のバランスを見直す必要があると判断された。
インターシティはそのまま維持
今回の見直しは短距離・通勤向けのスプリンター列車に限定されており、長距離列車であるインターシティや国際線の1等車は変更されない。
NSによれば、これらの列車では依然として1等車の需要が高く、快適性や静かさを重視する乗客が多いという。
一部の鉄道では1等車完全廃止も
地方鉄道会社の一部では、すでに1等車を完全廃止している事例もある。北部のArrivaや、ドルトレヒト(Dordrecht)周辺のQbuzzでは、車内スペースの効率利用を優先して1等車を撤去。Qbuzzの広報担当者は、「キャパシティの観点から見て合理的だった」と語っている。
一方で、NSおよび旅行者団体Roverは、1等車の完全撤廃には否定的。「追加料金を払ってでも座れることや静けさを求める人々がいる。これはビジネス客だけでなく、刺激に敏感な人など多様な利用者がいることを考慮すべき」と主張している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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