初回住宅購入者の4人に1人が学資ローン隠蔽を検討
📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/260325-3)からの移行アーカイブです。
ローン申請時に学資ローン隠蔽を検討
オランダの若者の間で、住宅購入時に学資ローン(DUOローン)を隠す動きが広がっている。Viisi Hypothekenが実施した調査(対象:1,030人)によると、22%が「学資ローンを申告せず住宅ローンを組むつもり」と回答した。
理由は明確で、「正直に申告すると家が買えない」と感じているためだ。半数の回答者が「学資ローンを申告しなければ、初めての家を買える可能性がある」と答えている。
借入額が住宅購入の成否を左右
学資ローン残高が3万〜5万ユーロの層と5,000ユーロ以下の層で「隠す」意向が特に強く、中間層(5,000〜3万ユーロ)でも15%が隠す意向を示した。
Viisiのエキスパート、Hergen Dutrieux氏はこう語る。
「小さな借金でも最大借入額に大きな影響を与える。わずかな差が家を買えるかどうかを分ける現実がある」
「正直者がバカを見る」仕組みに警鐘
調査では、40%近くの若者が「実際に隠した、もしくは隠す予定の知人がいる」と回答。Dutrieux氏は「現行の住宅ローン審査の仕組みでは、正直に申告した人が損をする」と指摘した。特にオランダの学資ローンは所得連動型であり、返済リスクは低い。小額の借入なら無視する制度設計もあり得ると訴えた。
隠蔽が発覚すると「一括返済」「詐欺登録」
学資ローンの未申告が発覚した場合、金融機関は住宅ローンの全額即時返済を求める権利を持つ。さらに、全国詐欺登録簿(frauderegister)に登録され、今後の借入や国家住宅保証(NHG)への影響も避けられない。
Dutrieux氏は、「家族や友人の助けを借りて早期返済するなどの選択肢を考えるべきだ」とアドバイスしている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




/s3/static.nrc.nl/wp-content/uploads/2026/04/28143411/280426ECO_2033361310_conservatrix.jpg)