経済
オランダのワイン産業に打撃 異例の風霜被害で最大9割のブドウ収穫失う
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風霜がワイン産業直撃
オランダのワイン生産量が2024年、記録的な不作に見舞われた。オランダ企業庁(RVO)の発表によると、2024年の総生産量は5,684ヘクトリットルにとどまり、前年の記録的な豊作から大きく減少した。
今月から2024年産オランダワインの白・ロゼが出荷されるが、生産本数は約75万本にまで落ち込み、前年よりも約100万本少ない。
収穫量最大9割減 原因は風霜
オランダワイン生産者協会(VNWP)によれば、主な原因は2024年4月に発生した異例の「風霜」だ。通常の地表霜と異なり、冷たい風によってブドウの生育部分が一斉に冷やされ、大打撃を受けた。「地面からの霜なら対策可能だが、風で運ばれる霜は予測も対処も難しい」とVNWPの担当者は語る。
カベルネ種は壊滅的被害
霜害の後は、冷夏と長雨がブドウの開花や結実を妨げた。特に7月の豪雨が生育に深刻な影響を与え、赤ワイン用のカベルネ系品種は「葉が萎れ、実がほぼ付かない状態」に陥った。回復には1年かかる見通しだ。
白ワイン用ブドウは健闘
一方、オランダの気候に適した白ブドウ品種は比較的健闘した。2024年の生産量のうち78%が白ワイン向け、スパークリングワイン用は10%となった。
オランダで人気の白ブドウ品種
・Souvignier Gris
・Johanniter
・Pinot Blanc
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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