2007年以来最多の企業が廃業—過去最高を記録
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廃業件数の急増と背景要因
オランダ統計局(CBS)によると、2023年に廃業した企業数は15万3,000社に達し、2007年に現行の統計手法が導入されて以来、最多記録を更新した。
この増加の背景には、オランダ国内の企業数そのものが増加していることも関係している。たとえば、2022年には全体の6.1%が廃業したのに対し、2023年は6%とわずかに減少している。しかし、企業数の増加に伴い、絶対数では過去最多となった。
業界別の廃業率と傾向
最も廃業率が高かった業界
2023年において、業界別で最も高い廃業率を記録したのは貿易、運輸、倉庫業で、約8%の企業が廃業した。
建設業の急増
建設業でも廃業率が急増し、2022年には4.4%だったのが、2023年には6.3%にまで跳ね上がった。
廃業率が最も低かった業界
一方、農業、林業、漁業における廃業率は3.5%にとどまり、全業界の中で最も低い水準となった。
倒産と自主廃業の内訳
今回のデータは、倒産と自主廃業の両方を含んでいる。2023年には約2,000社が倒産し、これは前年比で28%増加した。倒産率としては、全企業の0.13%が倒産したことになり、この数値は2020年と同水準である。2020年以降、新型コロナウイルス対策による政府支援が多くの企業の倒産を防いできたため、倒産件数は比較的少なかった。対照的に、2015年には0.29%の企業が倒産している。
自営業者増加と偽装自営業対策の影響
2015年以降、オランダ国内の企業数は50%以上増加しており、その主な要因は個人事業主(自営業者)の増加にある。近年、オランダでは偽装自営業の取り締まりが強化され、それにより多くのフリーランスが廃業を余儀なくされている。
2023年には、廃業した企業の9割が従業員1人の事業であった。これは9年前の83%から大幅に増加している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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