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7月1日から家計に影響、オランダで実施される主要制度変更まとめ
経済

7月1日から家計に影響、オランダで実施される主要制度変更まとめ

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最低賃金・若年者賃金の引き上げ

7月1日から、21歳以上の最低賃金が時給14.40ユーロ(+2.42%)に引き上げられる。若年者向けの最低賃金も年齢別に段階的に上がり、15歳では4.32ユーロ、20歳では11.52ユーロとなる。

年金・各種福祉給付の増額

国家年金(AOW)も最低賃金に連動して上昇。

・単身者
 約2%増

・配偶者ありの受給者
 約2.1%増

同様に、生活保護などその他の福祉制度も引き上げ対象となる。

家賃の引き上げ

政府崩壊により「家賃凍結案」が消滅し、以下の通り引き上げが実施される:

・社会住宅(基本家賃€350以上)
 最大5%増

・中間賃貸
 最大7.7%増

・民間セクター
 最大4.1%増

所得税未決定者への利息課税

税務当局による課税が未完了の場合、7月1日より年利6.5%の利息が発生。5月1日以前に確定申告済み、または仮評価を依頼している場合は対象外。

有給休暇の失効に注意

2024年に取得したが未使用の休暇日数は、7月1日で原則無効化される。長期病欠中などの例外があるため、各雇用者と確認が必要。

郵便料金の引き上げ(PostNL)

・普通切手
 €1.21 → €1.31(+€0.10)

・国際郵便
 €1.90 → €2.00

・書留
 €10.30 → €10.80(+€0.50)

・書留小包
 €10.35 → €10.85(+€0.50)

PostNLは「郵便事業のコストが収益を上回っているため」と説明。

インターネット・テレビの値上げ

・Ziggo、KPN
7月1日から3.3%増

・Delta(105Mbps契約)
月額€2.50増、€42.50へ

インフレに応じた改定とされる。

生活者が今すぐできる対応

7月1日からの制度変更に備えて、生活者が取るべき行動としては、まず自分の賃金や年金明細を確認し、正しく反映されているかをチェックすることが重要だ。また、賃貸住宅に住んでいる場合は、家賃の更新内容をしっかり確認。

日常的な出費として、郵便やインターネット、テレビの通信費が上昇するため、これらの契約内容を見直すことも節約に有効である。さらに、2024年に取得した有給休暇が未使用の場合は7月1日で失効するため、早めの消化計画を立てることが勧められる。

税務署からの通知の確認を

最後に、税務署からの通知が届いていないか確認し、必要に応じて早急に対応することで、余計な税利息の発生を防ぐことができる。こうした対応を今のうちに済ませておくことで、無駄な出費やトラブルを回避できるだろう。

参考

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