オランダの住宅価格が1年で10.2%上昇、平均価格は47万ユーロ超に
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住宅価格は上昇中
オランダ統計局(CBS)と土地登記局(Kadaster)の発表によると、2025年4月の既存持ち家価格は前年同月比で10.2%上昇し、平均価格は47万2,054ユーロとなった。
前月(2025年3月)比でも0.7%の上昇を記録し、緩やかながら価格上昇は持続傾向にある。2023年中頃までは一時的に価格が下落したものの、2023年6月以降は再び上昇トレンドに。2022年7月のピーク価格と比較しても、2025年4月の価格は平均で11.0%高い水準となっている。
取引件数も大幅増
2025年4月に登記された住宅売買件数は18,915件で、前年同月比で21%の増加。2025年1月〜4月までの累計では70,389件が売買成立し、前年同期比で17%の伸びとなっている。
高需要・低供給が価格押し上げ
住宅価格の上昇要因には以下がある:
・需要の高さ(人口増・移住など)
・供給の限界(住宅不足)
・金利の安定と住宅ローン条件の良さ
・賃金の上昇
このような背景から、購入競争が激化し価格がさらに上昇するというスパイラルが続いている。
建設政策は遅れ気味
オランダ政府は毎年10万戸の新築住宅建設を目標に掲げているが、現実は追いついていない。2024年の建築許可件数は約6万7,000戸(前年比21%増、過去10年で最高)であるのに対して、アムステルダムの実際の建設開始件数はわずか4,541戸だ。(市の目標は7,500戸)
これにより、住宅供給不足の根本的な解決には至っていない。
価格指数は2020年比で+47.6%
CBSとKadasterは「平均価格だけでは市場の質的変化は反映されない」として、価格指数の使用を推奨している。
この指数によると、2020年を基準とした価格上昇率は+47.6%にも達している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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