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スキポール近郊で無人自動運転シャトル導入へ─2027年の試験運行を計画
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スキポール近郊で無人自動運転シャトル導入へ─2027年の試験運行を計画

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無人シャトル導入を検討

オランダ北ホラント州が、スキポール空港に隣接するホーフトドルプ駅とスキポール・トレード・パーク(Schiphol Trade Park)間で、無人の自動運転シャトルバスの導入を検討している。この2地点は約2kmと近距離にあるが、公共交通機関による接続が存在せず、徒歩またはタクシーバンに頼る必要がある。特にピーク時にはタクシーの台数が不足し、通勤手段としては非効率とされている。

自動運転の実証実験は2027年目標

この実証実験は、2027年の開始を目標としており、州は大手公共交通事業者Transdevおよび地域開発を担うSADCと連携して調査を進めている。調査では以下の項目が中心となる:

・自動運転技術の安全性と信頼性

・想定される導入コスト

・システム供給可能な事業者の有無

なお、試験運行を実施するにはオランダ車両管理局(RDW)の承認が必要であり、法的な基準をクリアすることも前提となっている。

「特別な公共交通」が求められる地域

北ホラント州の副知事Jeroen Olthof氏は、「この調査は公共交通の未来に向けた重要な一歩」と述べており、特に利用者数が少なく、運営コストが高い場所には「個別に対応した交通手段が必要」と強調している。

このようなビジネスパークや郊外地域では、従来型のバス運行が非効率であることから、自動運転による低コストかつ柔軟な対応が期待されている。

ロッテルダムではすでに運行中

ロッテルダムではすでに、マイヤースプレイン(Meijersplein)駅とロッテルダム=ハーグ空港間で自動運転バスの実証運行が行われているが、こちらは緊急時に手動運転できるよう運転手が同乗している。

また、2025年9月には、オランダ政府の公共交通担当政務官Thierry Aartsen氏が、「自動運転バスの試験は、農村部、ビジネスパーク、鉄道が届かない遠隔地の3分類で実施する」と発表しており、今回の北ホラント州の取り組みはこの方針に合致している。

参考

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