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格安バスのフリックス、次はオランダ鉄道市場に参入構想
経済

格安バスのフリックス、次はオランダ鉄道市場に参入構想

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「緑の長距離列車」オランダ進出へ

ドイツ発の格安交通ブランドFlix(フリックス)が、オランダ国内で新たに鉄道サービスを開始する計画を明らかにした。CEOのAndré Schwämmlein氏はオランダ紙ADに対し、「低価格で利用できる競争力ある鉄道チケットを提供したい」と語った。

Flixはすでにスペインの鉄道メーカーTalgo社に65編成の長距離列車を発注しており、この車両を活用して欧州全体でFlixTrain事業を拡大する計画だ。

候補ルート

FlixTrainは現在、アーネム(Arnhem)やフェンロー(Venlo)など国境近郊の限定運行にとどまっている。

しかし今後は、オーバーハウゼン〜ロッテルダム間をアーネム、ユトレヒト、アムステルダム経由で結ぶルートなどが検討されているという。

AD紙インタビューでSchwämmlein氏は「私たちは一般的に、他の鉄道会社よりはるかに安い運賃を提供している」と語る。

一度は許可取得も、工事で計画頓挫

実はFlixは2023年時点でオランダ鉄道当局(ACM・ProRail)から1日2往復の運行許可を得ていた。だが、ドイツ・オランダ両国の線路工事が重なり、指定ルートが使えなくなったため、実現には至らなかった。

アーネム〜ユトレヒト間では、NS(オランダ鉄道)のインターシティ列車を3回も待避する必要があり、「採算性のあるダイヤが組めなかった」としてFlix側が延期を決定している。

「競争が移動をもっと自由にする」

Schwämmlein氏は、国境を越えた鉄道競争の必要性を強調する。「ヨーロッパではまだ各国の鉄道会社同士が“国ごと”に競っている。だが本来は“企業間”で競争すべきだ。それが実現すれば、人々はヨーロッパの中心をより自由に移動できるようになる。」

Flixはバス事業で成功した「格安かつ快適」というブランドを鉄道にも展開し、NSが独占してきたオランダ鉄道市場への挑戦を本格化させる構えだ。

【補足】FlixBusは2014年にオランダへ進出し、アムステルダムやユトレヒトからヨーロッパ各地へ路線を拡大。現在は30か国以上でFlixTrain/FlixBusの複合ネットワークを運営している。

参考

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