経済
オランダ発の航空券がEUで最も高額に?KLMが新・航空旅客税に警鐘
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航空旅客税増で価格競争力を喪失?
KLMのCEO、Marjan Rintel氏は、プリンスデー(Budget Day)で発表された新たな航空旅客税により、オランダがすべての飛行距離において EUで最も航空券が高い国 になると警告した。これにより、国境を越えて隣国の空港から飛ぶ人が増えることが予想され、「気候保護」にも逆行すると彼女は主張している。
年間約11億ユーロの税収見込み
新税は2027年から年間約 €1.1 billion(11億ユーロ) の収入を政府にもたらす見込み。
すでに子ども2人を持つ家族が飛行機を利用する際、現時点でも航空旅客税だけで1便あたり約€120支払っている。将来、ギリシャやトルコ行きであれば€200に近づく見込み。
隣国空港へのシフトが進行中
Rintel氏によると、オランダ人の間で ベルギーやドイツの空港を利用する傾向がすでに増えており、これはオランダの航空費用が相対的に高いためである。実際、2019~2024年の間に、ドイツ・デュッセルドルフやベルギー・ブリュッセル発の利用がそれぞれ約41%、20%増加している。
税収の使い道と批判
KLM は、現在のところこの税収が「航空の持続可能性(クリーンで静かな飛行技術など)」への投資には回されておらず、単に負担だけが増えていると批判している。
欧州の航空団体も同様の懸念を示しており、この税の負担がオランダの“ハブ空港”としての地位や国際的な接続性を損なう恐れがあるとしている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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