住宅市場:住宅ローン枠拡大も、価格高騰で効果相殺
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住宅ローン枠拡大だが住宅価格上昇
オランダでは、初めて住宅を購入する人の借入可能額が昨年より大幅に増加 した。特に平均的な収入を得ているカップルの場合、 最大で約5万ユーロ(約800万円)多く借りられる ようになっている。しかし、住宅価格も急騰しているため、このメリットがほぼ相殺されていると指摘されている。この動向は、オランダの新聞De Telegraafが De Hypothekerのデータを基に報じた。
住宅ローンの増加と価格上昇の実態
今年1月、 25~35歳の住宅購入者が契約した住宅ローンの平均額は 36万5,000ユーロ(約5,800万円)となり、昨年より12%増加した。これは、賃金の上昇や住宅ローン金利の低下によるものとされる。しかし、同時に住宅価格も9%上昇しており、 借入額の増加分が住宅価格の上昇に吸収されてしまう状況 だ。
若年層の購入増加 – 政策支援の影響
若年層の住宅購入を後押しする政策も影響している。1月1日から以下の条件が改善された:
・国家住宅ローン保証(NHG)の上限:43万5,000ユーロから45万ユーロに引き上げ
・移転税(購入時の税)免除の適用上限:51万ユーロから52万5,000ユーロに引き上げ
この結果、35歳以下の住宅購入者は前年同月比で29%増加し、そのうち70%以上が初めての住宅購入者 だった。
貸主の売却で購入者増加
初めて住宅を購入する人にとって、もう一つの追い風となっているのが 貸主による賃貸物件の売却だ。オランダでは、政府が賃貸規制を強化し、貸主の税負担を増加させている。この影響で賃貸物件を売却するケースが増え、その多くが若年層の購入者に流れている という。
De HypothekerのMark de Rijke氏は、「賃貸市場の規制が強化される中で、貸主が空室になった物件を売却し、それが新規購入者にとってのチャンスとなっている」とコメントしている。
住宅ローン申請増加とリフォームの動向
2024年1月の住宅ローン申請数は、前年より26%増加した。その内訳は次の通り。
・住宅購入のためのローン申請
→13%増加
・リフォーム目的のローン申請
→増加傾向
・持続可能な住宅改修(太陽光パネル・ヒートポンプなど)目的の申請
→やや減少
特に持続可能な住宅改修に関するローン申請は、政府の政策の不透明さにより 慎重な姿勢を見せる人が増えている という。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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