卵も鶏肉も、これ以上は高くならない?価格高騰にブレーキの兆し
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急騰期は一段落、鈍い値上がり予想
ワーヘニンゲン大学・研究機構(WUR)の家禽経済学者Nico Bondt氏は、現在の鶏インフルエンザが卵や鶏肉の供給を引き続き制約するとしつつも、今後数年間にわたって現在のような急激な価格上昇は見込まれないと語った。これは2025年の農業・園芸分野の所得見通し発表の場で述べられた見解である。
Bondt氏によれば、過去5年でスーパーマーケットの卵価格は約3割上昇しており、鶏肉価格も同様に上昇している。しかし、価格はすでに非常に高い水準にあるため、今後は数%程度の緩やかな上昇にとどまる可能性の方が高いとのことだ。
家禽農家の収益は大幅増
WURは発表で、家禽(鶏)農家の平均所得が今年大きく増加し、約57万5,000ユーロに達する見込みであると報告した。これは昨年より約23万5,000ユーロの増加であり、主に卵の販売価格が大きく上昇したことが要因だとされている。
一方で、他の農産物分野では収益が低迷している。特にじゃがいも生産者の所得は、供給過多の影響で今年は約35%減少する見込みだという。
じゃがいも価格の影響は限定的か
WURの研究者Bert Smit氏は、農家が受け取る価格の低下は最終的に消費者にとってじゃがいもやポテト製品、フライドポテトの価格が若干下がる可能性があると述べている。ただし、大幅な値下げは見込みにくく、小売店がそのまま価格に反映するかは不確実だという。
Smit氏は、「一部のスーパーマーケットは認証じゃがいもを使い、追加コストを補償するとしているため、その分を回収しようとするだろう」と指摘。また、スナック店などでは提供サイズを小さくするなどの対応が取られる可能性もあるとしている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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