メインコンテンツへスキップ
オリーブオイルや小説が値下がり―オランダのインフレにも明暗
経済

オリーブオイルや小説が値下がり―オランダのインフレにも明暗

この記事をシェア ✓ コピーしました

📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/170825-2)からの移行アーカイブです。

一部製品は値下がり、家計へ恩恵も

ING銀行のエコノミスト、Marcel Klok氏は、今月初めに発表されたオランダ統計局(CBS)のインフレデータを分析し、一部製品では価格の下落が進んでいると指摘した。

特に値下がりが顕著だった品目は以下の通り:

・オリーブオイル

・フィクション系書籍(小説など)

・映像、音響メディア(DVD、音楽CDなど)

加えて、ガソリン、国際線航空券、携帯電話料金などの下落が、消費者にとって特に大きな恩恵を与えているという。

価格下落の背景

クロック氏は、こうした価格の下落は以下の要因によるものと分析している:

・技術革新による製造、流通コストの削減

・貿易協定の見直しによる仕入れ価格の低下

・ユーロ高による輸入品の価格調整効果

つまり、外的・構造的な要因が一部商品価格の抑制に寄与しているとみられる。

インフレ全体は依然として高水準

オランダ統計局の最新データによると、2025年7月のインフレ率は前年比2.9%で、6月の3.1%からやや低下したものの、依然としてユーロ圏の主要国よりも高い水準が続いている。

たとえば:

・ドイツやフランスではインフレの伸びはより緩やか

・オランダでは賃金上昇率が高く、それが物価に波及

・政府による間接税(消費税・酒税など)の政策も影響

住宅費の伸び鈍化がインフレ抑制に

CBSは、インフレ率が若干下がった要因として、住宅関連費用(家賃・持ち家評価額)の上昇幅が縮小したことを挙げている。

・6月:前年比 +5.4%

・7月:前年比 +4.9%

家計全体に占める住宅費の割合が大きいため、この鈍化がインフレ全体に与える影響も大きいと考えられている。

参考

この記事をシェア ✓ コピーしました

📩 毎朝配信

明日のオランダニュースも、メールで読みませんか

毎朝、その日のニュース要約と音声版(ポッドキャスト)がメールで届きます。無料です。

無料で購読する

関連ニュース